対象:住宅設計・構造
基礎に関してはそれほど大きな変更は必要ないと思います
横浜の設計事務所です。
耐震等級3はデフォルトで設計しています。
長期優良住宅の申請もしたことがあります。性能表示もそうですが申請上で
面倒な手続きや設計上の規定があって、そういった所で費用がかかる事は
感じています。(申請費、構造計算費も含めて)
耐震等級3にした場合には、壁量が1.5倍になるので1箇所の倍率(壁の強さ)を
上げるようにすることが多いです。
その場合、柱に対する引き抜き力が大きくなるのでホールダウンと呼ばれる
金物がちょっと増えます。
(ツーバイの場合は耐力壁端部の接合金物)
構造計算をした場合は、計算上は若干基礎の地中梁が大きくなったりするかもしれません。
しかし、通常きちんとした基礎設計をしていれば、そうそう大きく変わるものではありません。
鉄筋の太さやましてコンクリートの強度まで上げる事はありません。
もし、壁量を増やすことで開口部(窓)などが小さくなったり間取りを変える必要が
出るとしたらそちらのほうが大変ですが。
費用は申請費・構造計算費・その他手数料で20~30万くらいで、構造に実際にかかる費用は
数字でなかなか言うのは難しいですが、+αくらいの感覚で私の場合は大丈夫です。
(他の所がどうかはわかりませんが)
< あーす・わーくす http://office-ew.com >
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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この回答の相談
戸建て住宅を建設予定で、現在、建物請負契約段階の者です。
今回、住宅性能表示制度の耐震等級3を取得したいと考えており、
工務店に相談したところ、以下の回答でした。
(1… [続きを読む]
くしろさん (神奈川県/34歳/男性)
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