対象:損害保険・その他の保険
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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やめた方がいいですね。
- (
- 4.0
- )
パインアップル 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口です。
やめた方が良い理由は4点
1.個人年金保険控除の枠は、今年年末でに契約すれば5万円です。
所得税の税率によりますが、例えば10%だとすると、年間で5,000円
が得になるだけです。
2.個人年金保険は長期固定利率です。
インフレが来てしまうと、資産価値が下がってしまいます。
極端ですが、20年後のタクシーの初乗りが2,000円ほどになって
しまった場合、今設定される年金額はどうなってしまうでしょうか?
3.保険会社の破綻リスク
破綻した場合、年金額が減額される可能性があります。
保険会社が破綻した場合、過去の事例でいきますと予定利率の
引き下げがあります。
予定利率の引き下げがあれば、年金額は減額されます。
4.正直、今教育費が莫大にかかり一番苦しい時です。
⇒現在の生活に潤いがなくなります。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせいただけますでしょうか?
http;//www.bys-planning.com
よろしくお願いいたします。
評価・お礼
パインアップル さん
2011/11/07 23:55
ありがとうございます。
1.月3万積立ても5千円の利子もつかないので…
あと、所得税住民税が上がるらしいので
そうなると10%ではなくなるのかな?…だったらと思った次第です。
2.この部分は未知の世界ですが
お金の価値が下がると保険に限らず貯金も同じですか?
3.仰る通り潰れてしまったら…それもリスクですよね。
これは個人年金に限らず医療生命も同じですか?
4.潤いは今もありません(笑)
でも積立てはいつ止めても損はしませんので自由度が違いますよね。
1万円位ならなんとか続けられるかなと思っていましたが
その点はよく考えなくてはと思いました。
やっぱり、安直かなとも思えます。
釜口 博
2011/11/08 09:54
高評価をいただきまして、ありがとうございました。
お金の価値が下がると保険に限らず貯金も同じですか?
⇒個人年金保険は長期で保険料を払い込んで、60歳や65歳から10年
の期間に渡って年金を受け取るという内容です。
ということは約30年間、現在の利率で固定されてしまいます。
これが最大の問題なのです!
例えば、定期預金でしたら、1年定期などにしておけばある程度
インフレリスクは軽減されます。
これは個人年金に限らず医療生命も同じですか?
⇒掛け捨ての保険については、予定利率の引き下げの影響はほとんど
ありません。
生命保険契約者保護機構が資金援助して、引受保険会社が破綻保険会社を
引き受けたとしても、責任準備金の90%以上で保険金額が決定されます。
(例えば入院日額1万円の保険でしたら、日額9,000円以上の保険金額に
なるということです。場合によれば減額がされない可能性もあるのです)
でも積立てはいつ止めても損はしませんので自由度が違いますよね。
⇒個人年金保険の積立は保険料払込期間が満たない場合は、元本割れします。
そういう意味で個人年金保険は自由度はありませんよ。
パインアップル様の場合、まだお若いので、老後の生活費を確保するという
意味で運用期間が充分にあります。
リスクが低くしっかり資産分散されたポートフォリオで運用された
方がいいですね。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
http://www.bys-planning.com
よろしくお願いいたします。
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この回答の相談
こんにちは。
39歳(女)年収300万、夫600万
子供(大学2・高2)
住宅ローン2500万(60前完済予定)
年末調整の手配をしてて思ったのですが
個人年金控除を『私は』今まで活用したことがありません… [続きを読む]
パインアップルさん (北海道/39歳/女性)
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