対象:体の不調・各部の痛み
足関節周辺の靭帯損傷について
はじめましてカミュさま、柔道整復師(接骨師)の岩崎といいます。
ご質問ありがとうございます。
ご質問にご回答いたします。
Q1.靭帯損傷なのか、靭帯断裂なのかの説明がないことは大丈夫なのでしょうか。
A
鑑別診断で外果骨折等の合併損傷がない靭帯損傷となりますと、恐らく外側靭帯で前距腓靭帯損傷か踵腓靭帯損傷ではないかと推測いたします。
損傷か断裂かは、足関節の前方引き出しテストなどストレステストや血腫の陰影や筋・腱・靭帯など軟部組織を観察するにはエコー(超音波診断)が有効です。
Q2.MRIはとらなくて大丈夫なのでしょうか
A
MRIはスポーツ外傷などでトップアスリートの靭帯再建術などが必要か否かの見極めや3ヶ月以上経過しても捻挫(靭帯損傷)が予後不良の場合には必要です。
Q3.受傷したときより、腫れは引いて、内出血がかかと等に出ている状態では
ありますが、やはり足をつくと痛みがありますし、歩くのも痛みがあるのですが、
この状態で本当に足をついて歩いてもいいのでしょうか。
A
担当医はリハビリを患者様の日常生活動作で回復させる方向で運動処方として歩行訓練を
指示させております。しかし現実は、恐怖心や不安感、また内出血斑が皮下組織内で凝固、凝塊していますので、疼痛や運動痛が増幅いたします。
できれば、接骨院等で足関節靭帯損傷(後療)として電療や温熱療法、手技療法など運動機能向上目的でリハビリに通院することをお勧めいたします。
Q4,僕は、スポーツ等は一切せず、普通に日常生活が送れる程度まで回復すれば
いいのですが、そこまでに回復するまであとどの程度の期間がかかるのでしょうか。
A 本来なら受傷後3週間であれば、靭帯損傷が中度でも機能障害は回復傾向にあり、損傷部からは生理学的には関節包修復作用、線維芽細胞から瘢痕形成されていく時期です。
しかし初期治療として外傷応急処置(RICE処置)やリハビリ開始時期が遅い場合は日常生活にも支障をきたす期間が2~3ヶ月に長引いいたり、関節液貯瘤、滑膜炎症による関節炎から軟骨変性や関節症に移行しやすくなります。
実際、拝見していないので推測でしかお答えができませんが、1日も早く、リハビリして戴ける医療機関か治療院をお探しになったほうが、早期社会復帰を含め日常生活に支障がなくなると考えます。
回答専門家
- 岩崎 治之
- ( 東京都 / 柔道整復師 )
- いわさき痛みの整骨院 院長
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします
わたしは物理工学の分野である「波長」や「周波数」「共鳴振動」を治療技術に応用し、複合ストレス=「氣」の停滞が原因とされる未病(微小循環障害または末梢血行障害)に対してQOLを重視した全人的かつ人間主義の統合的治療を展開しています。
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この回答の相談
二日後に最寄り駅の診療所の整形外科の外来担当医師に診察を受け、
レントゲンをとり、(MRIとストレスレントゲンはとっていません)
「靭帯を痛めてます。とりあ… [続きを読む]
カミュさん (東京都/26歳/男性)
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