これからの主婦の働き方

seiyu201さん、こんにちは。


ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。


会社の社会保険に加入でき、160万円以上の収入が期待できるとのこと。素晴らしいですね。

一般的に年収が130万円を超えると、夫の扶養から外れ、税金の他に健康保険や年金といった社会保険料を自分で負担することになります。



seiyu201さんのように、勤務先の社会保険に加入できる場合は、保険料の半分を会社が負担してくれるため、国民健康保険や国民年金に自分で加入する方に比べて、負担も軽く、老後の年金も増やすことができます。


ただ、世帯での手取り収入として考えると、今のところseiyu201さんのように勤務先の社会保険に加入できる場合で、150万円以上の収入がないと、世帯の収入は増えないことが多いようです。


社会保険の場合の年収とは、扶養から外れるまでの年収ではなく、申請時から１年間の見込み額を月割または日割りに換算して判断します（130万円÷12か月＝約108,333円　⇒　月額108,333円未満が収入範囲と考える）。


ですから、5月から10月までの保険料負担は生じません。都合のよい月もないはずですから、調整する必要はないですね。


国の政策は、その時々の景気や人口構成などによって変わります。


一昔前にような専業主婦の優遇策は、どんどん縮小されています。

サラリーマン家庭の専業主婦は、収入が130万円を越えなければ国民年金保険料を納めなくてよいという今の制度も、将来は見直されることが予測できますね。


seiyu201さんは、まだお若く、働ける環境も整っていらっしゃるようですから、目先の損得に惑わされず、今の環境を生かしてお仕事を続けられるのが、家計にとって大きなプラスになるはずです。


頑張ってください。