対象:住宅資金・住宅ローン
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鈴木 豪一郎
宅地建物取引主任者
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お金の事以外にも
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gyib7bxoさん
こんにちは。
不動産ドクターの鈴木豪一郎です。
私がよくアドバイスしていることとして多いのが、
『今の家賃以下(の支払い)で購入できるかどうか』という点です。
今現在の家賃と対比して多いのか少ないのか・・・
文面から察するに5300万円ほどのローンですと
月々の支払いが15~16万円程度になるかと思います。
それにマンションの管理費・積立金・駐車場代(合計45,000円として)を足します。
次に固定資産税が年間13万円程度なので月額にすると1万円程度。
家賃+管理費+積立金+駐車場代+固定資産税(月割)=A
これらを併せて考えると
毎月の実質的なハウジング費用は
A=16+4.5+1=21.5万円
今現在の賃料(駐車場含む)が例えば15万円だったとすると
毎月6.5万円高い支払ということになります。
それでは無理が高いといえます。
今現在も家賃として20万円以上すでにお支払いなのであれば
21.5万円になったとしてもさほど無理とは思いませんし
仮に買うのをやめたとしても家賃が20万円以上は必ずかかりますね。
gyib7bxoさんが都内のどちらにお住まいか定かではありませんが
一般的に23区(都心6区を除く)の家賃相場としては4人ファミリーで
2DLK賃貸マンション(50平米前後駐車場込)で15~18万円程度はかかってしまいます。
その範囲の支払いであれば、購入しなくても必ずかかる金額ですので
Aがその範囲に収まるのが理想だと思います。
お勤め・年収・退職金の額・職種・勤務形態・家族計画など、文面だけでは見えない要素が多いため漠然としたアドバイスになりますがお許しください。
補足
以上がお金の面での話しです。
次に、社会情勢と照らし合わせたお話です。
昨今、小さな子を持つ世代の方々で放射能の影響を心配し
家を手放す方が増えています。
東京にも放射能が来ている(今後増えるかも)ということから
売却して地方郷里に帰る方や、帰らないまでも今のうち売却して賃貸に入り
(ローンを消して)身軽にしておこうと考えるかたが増えてきています。
仮に近い将来、東京にも放射能の被害が大きく及ぼされると
売りたいという人は続出し、買いたいという人は激減します。
その時には仮に売りたくても、相当安くしないと売れません。
それだけではなく、他人に貸して家賃収入を得ようと思っても
借りる人もなかなか見つかりません。
いまgyib7bxoさんの購入計画を見ますと
仮に、そのような状態になると二重ローンに陥る可能性は極めて高いですね。
自己資金がもっと多いか、または残る預金がもっと多くないと
かなりカツカツなのではないでしょうか。
私のお客さんに対しては、このことをお話して、それでも尚、今買わなければならない
事情がある方にはお手伝いしますが、そうでない方にはなるべくもうしばらく(放射能・原発の影響の終息が見えるまで)様子をみましょうと提案をしています。
住宅購入と放射能のことを絡めて考えるのは考えすぎと思う方もいるかと思いますが、
現に、東北で2重ローンで苦しんでいる方達も家を買う時にはそんなことは想像すらしなかったことでしょう。
評価・お礼
gyib7bxo さん
2011/09/04 21:11
適切なアドバイスありがとうございます。年収を書くのを忘れていてすみません。税込みで950万円です。
確かに現在からみた比較が必要ですね・・・。参考にしてさらに検討を進めさせていただきます。
重ねてありがとうございました。
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この回答の相談
現在37歳、妻と子ども男の子2人(3歳、1歳)の4人で賃貸で暮らしています。
手狭になったので、いろいろとマンションを探したところ物件価格以外は全ての条件に合致した唯一無二と思える物件に出会… [続きを読む]
gyib7bxoさん (東京都/36歳/男性)
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