労災を使いましょう。

とけはな様、初めまして。

北海道、旭川市で行政書士をしている小林と申します。

結論から申しますと、労災が使えるなら使うべきです。

労災を使うのに相手方保険会社の了解もいりませんし、整骨院の同意もいりません。

すでに書かれていますが、人身事故の手続きは相手方がすべてやるものではなく、被害者が行うべきものもあります。

人身事故として処理してほしいなら、被害者が自ら病院で診断書を作成してもらって、警察に出す必要があります。

過失割合は警察が決めるものではありません。

人身事故の処理と、過失割合の決定は無関係です。

相手方の保険会社の事故調が旦那さんの身内の証言は弱いと言っているのでしょうか？

旦那さんが、自分が青信号で交差点内に進入したと確認しているなら、最後までその証言を変えないでいたらよいと思います。

そのうち、相手方保険会社が外注で事故の調査を調査会社に依頼すると思いますので、そこでも同様に主張し、事故調査会社の調査結果を待ったらよいと思います。

労災を使うことが出来れば、自賠の枠を心配することなく安心して治療に専念できると思います。

自由診療よりも労災保険のほうが診療単価も下がりますから、慰謝料の確保もしやすくなります。

会社と打ち合わせして労災の手続きを行い、保険診療でも最大限の治療・施術を行ってくれる病院・整骨院で治療されると良いと思います。


過失割合を心配されていますので例を挙げておきますと。

自転車　青信号
四輪車　赤信号

の場合は、自転車の過失　０％　四輪車の過失　１００％

自転車　赤信号
四輪車　青信号

の場合は、自転車の過失　８０％　四輪車の過失　２０％

が一応の目安になります。

勤務先やご家庭で自動車保険を契約されているなら、そこの代理店などからも事故処理について基本的な情報と流れを教えてもらいながら、今後の対策を練ったらよいと思います。

お怪我が早く良くなりますように。