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対象：住宅設計・構造
石川 淳
建築家
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外壁もしらべてみましょう
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こんにちは。
木造在来工法は地震や台風の風により、建物自体が数センチの範囲で揺れても壊れないように設計されているはずです。特に阪神大震災以後の木造建築は、木造2階建てであれば、十分安心できる性能があるはずです。
前記のように「揺れる」事を前提に考える木造住宅ですが、内部の仕上げに関しては石膏ボードにクロス貼りという、揺れないことを前提とした施工をしているのが一般的です。
そのため、建物の揺れについて行けず、部屋の中の壁に亀裂が入るのです。
これは、地震で出る場合や、台風で出る場合などあり、また大手ハウスメーカーでももちろん多く起きている事例です。吹抜やリビングなど大空間にこの亀裂は出る傾向があります。
現在の建築の工法の課題として、このクロスや壁の割れを克服する材料の登場を待っている状態です。
以上ですが、外部の壁にもし亀裂が有るようでしたら注意が必要ですので、施工をされた工務店さんに調査を依頼された方が安心です。
評価・お礼
green1212 さん
2011/04/01 09:21
ありがとうございました。
専門家の方からお返事をいただけて、安心しました。
主人と一緒に外壁をチェックしましたが、壊れたところはありませんでした。
総タイル張りの家なのですが、タイルが破損していなければ大丈夫ですよね？？
石川 淳
2011/04/01 13:19
こんにちは。
外壁に壊れたところが無ければ一安心です。
タイルの場合は目地に沿って亀裂が入る事が考えられますので、その点を見てみましょう。
また、窓の開口の角の部分に出ることが多いので、そこも注意点です。
おそらく緊急を要することは無いと思いますが、私も現地を拝見したわけでは無いので、施工された工務店さんか、設計事務所さんに見てもらうと、より安心出来ると思います。
では。
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この回答の相談
築８年の一戸建て（２階）です。
大手メーカーではなく、地元密着型の建築事務所で建てました。
在来工法です。
先日の地震（私が住んでいるところは震度５強）によって、壁紙のひび割… [続きを読む]
green1212さん （大阪府/35歳/女性）
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