対象:不動産売買
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加藤 一枝
建築家
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こんな住まい方も...。そして、実家相続税と賃貸暮らし...。
不動産コンサルタント&建築家の晴ハレ住環境設計の加藤一枝です。
お住まいのことは、やはり、まだまだ、赤ちゃんしだい...、という感じかな、
とお察しいたします...。まだ、決められなくて当然です!!
努力をしてもどうにもならない赤ちゃんしだいなのですから...。(笑)
折角身につけた専門的な能力...。
・仕事でご自分の存在価値や能力を証明したいと、仕事を最優先される方もいますし、
・専門職ゆえ、働き方(場所、量等)を自在にコントロールできる利点を生かして、
ご家族と丁寧に暮らしたいと考えられる方もいますし、
人それぞれ、色々...です。
専門職は、会社側が職場復帰体制も整えてくれやすいのですが、
問題は、専門職だからこそ、ご自身の復帰後の仕事の自己評価が、今後どのように働くか、の判断基準になる場合が多いようです...。
これらと、ご主人の仕事の軌道も見えてきた頃、お住まいも自然に決められる思います。
戦後'50年から1990年ころまでの約40年間、高度経済成長や持家促進政策のお蔭で、
土地価額は上がり続け、その上昇率は、名目所得の数倍もあった頃では土地神話が現実で、土地を持つことは、他の資産を持つことよりも圧倒的に有利でしたし、早く取得するほど、資産としての価値も高まりました。
しかし、今は、人口減少時代に入り、そんなに急ぐ必要はないのかなと思います。
*私のご提案***
・ウィークディは、如月紫さんの会社寄りの便利・人気の立地に住み、
・ウィークエンドは、ご主人の会社方面の自然豊かな立地に住む。
最近では、住まいや投資用不動産を、複数持たれる方も結構います。
1つのお住まいを立派に構えるのも一案ですが、
複数のお住まい(=居場所)を持ち、或いは、借り、時には、貸し、
「時間や空間を自在に愉しめること」が、これからの豊かな暮らし方ではないかな、
と私は個人的には感じています...。
都心での効率的な暮らし、
郊外での農的で自然な環境を大切にした、子供の五感を鍛える丁寧な暮らし、
の両立を愉しむ人生です...。
そして、これからの時代、何度も人生の軌道修正が必要になることが多いと思います。
人生の転機に合わせて、その都度、資産も組み替えていきやすい、始末の良い資産の選択が必要になると思います。
まずは、焦らず、しばらくは時の来るのを待って様子見ていても大丈夫!!
補足
ご実家は地方にお在りだいうことですが、地方にある場合でも、高級住宅地であったり、広大な土地をお持ちであれば相続税が大変だと思います...。
広大な土地の場合は、これから申し上げることの影響はあまりないのかもしれませんが、
もしも、ご両親の住まわれるご実家が高級住宅地である場合、
そのご実家を、同居をしていないお子さんが相続される場合、
これまで使用することができていた「小規模宅地の評価減」という面積的(70坪まで)な基礎控除(=8割引)が、2010年4月からできなくなりました...。
これで大増税になる方が増えてしまっています...。
しかし、同居をされていないお子さんでも、「賃貸暮らしであった場合」は、
この面積的な基礎控除の8割引きが使えるのです...。
厳密には、お子さん、及び、お子さんの配偶者が相続前の3年間に居住用家屋を有していない、という場合です。
住宅ローンでマイホームを購入されたお子さんは、同居をされずに相続をされますと、この
8割引きの対象外となってしまうことを考えますと、
賃貸にするべきか、購入するべか、の検討項目に入れておくべき内容と思います。
税制は、度々変わります...。困ったものです...。上記の内容は、現在の場合です。
こちらも、時々チェックをされ、対策を見直しされることをおすすめします。
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結婚2年目、夫31歳 私30歳 こども待ち(2人は欲しい)の夫婦です。
・夫:正社員(郊外の職場)、私:正社員(都心の職場)
・今は夫の勤務先付近に賃貸暮らし。
・私の通勤時間はDoor to doorで1.5時間程… [続きを読む]
如月紫さん (東京都/29歳/女性)
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