対象:住宅設計・構造

早乙女 義明
建築家
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図面に書き込んでみてはいかがでしょうか?
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waff建築設計室、早乙女と申します。
リビングの日照の確保は気になるところかと思います。
設計事務所ではよく日照の確保を模型を使って検討します。
日照が必要な時期は冬の時期ですので地域の冬の太陽角度を調べ
おおよその位置から模型にライトを当ててどの位置まで日が当るかを検討します。
(夏、リビングに日が入ることは室内温度が上がるため一般的には考えません)
今回の場合は図面(断面図、できれば矩計図)を入手し、
冬至の太陽角度(約31°前後)を書き込んでみるとどこに日射が当るか分かります。
南側の状況次第では日が当らないこともありますのでそちらもあわせて図面にて
書き込むといいかもしれません。
明るさと日照の問題は別として考えたほうが良いです。
南側の窓から日射がかからないと部屋は暗いと考えがちですが
明るさは北側の窓からでも確保できます。
ただリビングに日射が入らないものも考えにくいのでよく健闘したほうが良いですね。
また、庇などによる夏の日射の遮りも考えないと夏にも日射が入り室内温度が上昇してしまいます。
補足
太陽角度の参考は東京付近の場合です。
評価・お礼

rinurse さん
2010/11/10 11:51
大変ご丁寧な回答をありがとうございました。
なにぶん素人なもので、図面に太陽角度を書き込む事ができるかどうか難しいですが・・。
しかしこうしてプロの方々からの返事を拝見していると、日照はいくらでも確認できるじゃないですか。なぜHMの営業は「大丈夫です」しか言わないのだろうと不信感がこみ上げます。
私は以前Sという大手メーカーでの注文住宅を検討していたのですが、その際もパソコンソフトで日照のシュミレーションをしていただきました。
今回の場合、まだ更地であることが更に不安です。
またよろしくお願いします。
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