フラット３５の審査について

シュナウザーさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『不安材料についての適切なアドバイス．．．』につきまして、住宅ローンに審査に当たり、仮審査と本審査では審査の内容がかなり異なっているようです。

仮審査は文字からも分かるとおり、あくまでも仮の審査ということもあり、審査の対象も主に収入面が中心になります。

これに対して本審査では、勤務先の経営状況などより具体的な審査を行うことになっているようです。

今はこのようなことがあるかどうかは分かりませんが、私の金融機関の担当者から、なぜこのクラスの会社なのにこれだけ収入を得られるのかなど、かなり具体的な質問を受けたことがあります。

あまり大きくはない企業に勤務している場合、給料も幾らでも変えられるなどという解釈をする金融機関はあまりないとは思われますが、会社の財務状況などまで調べているようでした。

融資先の金融機関としても、ローン融資をする以上は貸し倒れは避けたいハズですから、仕方がないのかも知れません。

尚、フラット３５の場合、民間の住宅ローン融資の審査と比較した場合、審査はまだ比較的厳しくはありませんので、あまり悲観しなくてもよろしいと考えます。

また、ローンの審査基準も融資先の金融機関により、異なると思われますので、気持ちのうえでは前向きになることをお勧めします。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄