対象:住宅資金・住宅ローン
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山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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金利タイプの選択につきまして
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ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
金利タイプでお悩みだと思いますが、住宅は人生最大の買い物ですから悩まなければいけません。
最終的に、自分自身で理解・納得し、決定するというプロセスが重要です。
どの金利タイプが有利となるかは結果を見るまで分かりません。
金利タイプの選択基準は支払額のみならず、その特徴と仕組みを理解した上で、自分達のライフスタイルや性格に適しているものを選択する事が一番です。
まず、住宅ローンは総支払額が問題ですから、金利のみではなく、当初借入時費用、団信保険や代替としての生命保険を含んだ総支払額で比較しましょう。
また、変動金利⇒10年固定⇒フラット35sの順番で当初金利が低く設定されています。その一方で、この順番に将来の金利上昇リスクが高くなります。将来の金利上昇リスクを低減するには、教育資金等の必要資金を確保したうえで、期間短縮型の繰上返済を積極的に行い、借入期間を短くする事です。
また、フラット35s⇒10年固定⇒変動金利の順番で教育資金等の将来計画が立て易くなります。
そして、変動から固定へ変更する際の特約料や、繰上返済時の手数料等、返済期間中のコストについても確認しておきましょう。
以上その他の仕組み・特徴を理解した上で、将来金利を仮定してシミュレーションをしてみましょう。
フラット35Sと10年固定のどちらが有利となるか、11年目以降の損益分岐点金利も試算します。
また金利タイプの選択は、各タイプ単独だけではなく、ミックスタイプもあるということも理解しておきましょう。金融機関の担当者にもどんどんシミュレーションしてもらってください。
住宅ローンは、実際に住宅購入する立場になるまではほとんど関わりがなかったわけですから、決定するまで労力を必要とします。
しかし、冒頭にも言いましたが、人生最大の買い物です。コストや時間がかかっても、自分で理解、納得して決定しましょう。
以上、僅かでも参考になれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼
KSK さん
今は共働きで、教育資金もかからないので
とてもゆったりしています。
また夫収入は下がることは無いと思うのですが
妻の退職後は、ガクンと減ることになるので、
将来の金利予想は難しいんですが、色々シュミレーションして
調べてみます。
ありがとうございました。
山田 聡
ご評価ありがとうございます。
様々な角度から点検、シミュレーションをして
自分に合った納得のいく住宅ローンとなるよう頑張ってください。
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この回答の相談
借入額3000万を予定してます。
目先の安心欲しさにフラット1本で考えていたんですが、
銀行・HMさんに、今は変動もしくは短い固定金利のほうがよいと言われ
すごく悩んでいます。アドバ… [続きを読む]
KSKさん (愛知県/29歳/男性)
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