対象:離婚問題
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共有のリスクについて
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初めまして。公庫出身のCFP、沼田と申します。
登記実務も担当しておりましたので、ご回答いたします。
まず共有というのは、あくまで1つの不動産を2人で持つための
便宜的な状態であり、分筆後の単有とはまったく違います。
仮に自分の持分だけ根抵当を外してもらったとしても、
夫の会社に問題ができて根抵当を銀行に実行されてしまうと
法律的には法定地上権という住むための権利は発生しますが
おそらく自宅も処分しなければならない事態になります。
ただ中小企業のオーナー社長の場合は、会社と自宅を担保に
入れることが常識的になっており、その点で夫側も譲れない
のではないでしょうか。
少なくとも共有状態で住み続けることは、夫の会社の経営リスクと
常に向き合わなければならず、安心して暮らすことは難しいと思います。
共有を変に受け入れるよりは、自分だけですむマンションを購入するなど
別の方法を財産分与の条件として考えられた方がよろしいのではないかと
私自身は考えます。
以上、ご参考になれば幸いです。
沼田 順
評価・お礼
myko88 さん
ご回答ありがとうございます。
確かに共有の場合のリスクは、持分が1/3だろうが1/2だろうが、大して変わりはないですね。
もう一度、長男と話し合い、土地の評価を確認し、分筆できないか、再度話し合うように勧めます。
ありがとうございました。
回答専門家
- 沼田 順
- ( 兵庫県 / ファイナンシャルプランナー )
- Office JUN 代表
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素敵なマイホームを手に入れて最後まで幸せに暮らして欲しい。これが住宅金融公庫勤務時代に年間500件以上の住宅ローン相談業務を担当してきた私自身の願いです。その経験を基に貴方のマイホームライフをトータルにサポート致します。
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この回答の相談
姉が離婚手続中ですが、自宅家屋と土地の財産分割について、合意に至らず、長引いているため、相談を受けました。
年齢:57歳
結婚期間:35年
土地:100坪(現在の名義:2/3 夫、1/3 妻)… [続きを読む]
myko88さん (埼玉県/55歳/女性)
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