対象:年金・社会保険
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菅原 直子
ファイナンシャルプランナー
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柱は2本の方が安心です
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こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの菅原直子です。
家事育児の為に、正社員の時間帯での就労が難しいとのことですので、
お子さんは、まだ、お小さいことと思います。
この先、10数年間にわたって教育費がかかるとすると、
今の家計ではなく、まず、今後にかかる費用を見積もってみましょう。
その上で、ご主人の扶養の範囲で支出をまかない続けられるのであれば、
お子さんがある程度大きくなるまでは、現状の働き方でも問題はありません
(働きがい・生き甲斐という視点は考慮せず、あくまでも「家庭の収入」と
いう観点から見た場合です)。
ただ、ご主人の収入が下がって、住宅ローンや教育資金がご心配となると、
お子さんの成長につれて増え続ける教育費の負担は、重いものになると思われます。
現在、お子さんが生まれてからせっせと大学費用を貯めてきたはずなのに、
お金が足りずに奨学金や教育ローンを利用するご家庭が増えています。
借りたお金は返さなくてはなりませんし、利息分も上乗せして払うとなると、
親子共に、その後の生活は苦しいものとなりかねません。
お金を貯めるには、時間を味方にするのが一番です。
ゴールの時期が決まっているならば、
1日でも早く貯め始めるほど、毎月の負担は少なくてすむからです。
A社・B社のふたつで200万円程度の収入を得られるのであれば、
私は、扶養の範囲にこだわらずに、しっかり稼ぐことをおすすめします。
現状より70万円も収入が増えれば
税金や健康保険料、年金保険料(税)などを支払い、
ご主人の配偶者控除がなくなっても、
家庭の手取り額は増えるのではないでしょうか。
130万円を超えると、
単年度で考えれば、あまりお得ではないと感じる場合もあります。
手取額が年間で数万円程度しか増えないのなら、
家事や育児、自分の時間を取られるデメリットと相殺できないと考えがちですが、
10年単位で考えれば、数十万円の差が生じます。
何より、ご主人に何かあったとき、
冬猫夏犬さんの収入があれば、家計を支えることができます。
家計は、太い柱が1本よりも、
少し細くても2本の方が、安定します。
お子さんが大きくなった数年後に、
今と同じ条件で仕事を得られるかどうか、ということも、ご考慮下さいね。
評価・お礼
冬猫夏犬 さん
回答くださいましてありがとうございます。
将来的にはもっと効率よく働きたいのですが、今は育児、数年後には介護が回ってきますので
なかなか正社員での就労ができませんが、頑張れば200万くらいの収入を今後も継続出来るかもしれません。
200万円の収入が「家計」や「主婦の収入」としてマイナスな位置にあるのではないかと考えておりまして、130万から超える事に不安がありました。
なかなか世間でパートと言えど仕事が見つからないご時世ですのでこの収入を恐れないで頑張ってみようと思います。
菅原 直子
育児に介護、家庭の切り盛りに加えて、外での仕事を継続していく・・・。
多くの女性がそうやって頑張っていますが、頭が下がります。
お金は、いろいろな場面で使える便利な道具ですし、使わないときにはしまっておけますから、稼げる時に稼いでおくにこしたことはありません。
ただ、頑張りすぎて、気持ちと体を疲れさせ過ぎることにないよう、ご配慮くださいね。
稼いだお金のうちのいくらかは、自分のためのおこづかいとして取り分け、気分転換に使うことも大切です。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
現在夫の扶養で年収130万に抑えてパートをしています。
夫の収入が下がったので住宅ローンや教育資金を考えて
更にパートを増やそうと思っています。
家事育児の為に正社員の時間帯での就… [続きを読む]
冬猫夏犬さん (岐阜県/34歳/女性)
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