睡眠専門家からのメッセージ 「なぜ今、睡眠知識が大事なの?」 - 睡眠障害・目覚め - 専門家プロファイル

快眠コーディネイター 力田 正明
Sleepercise (スリーパサイズ) 代表
大阪府
快眠コーディネイター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年09月22日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

睡眠専門家からのメッセージ 「なぜ今、睡眠知識が大事なの?」

- good

  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 睡眠障害・目覚め
睡眠知識 総論

 結論から言えば・・・

 「 社会環境の大きな変化の利便性ばかりスポットがあたり、弊害にスポットが当たらずに、我々は無意識で生活しているから! 」 

  実は、今の眠らない社会=24時間社会になり始めたのが、1970年代。コンビニ、ファミレスなどが夜中までの営業から、24時間営業が、我々の生活に入ってきました。

 それまでの生活は、スーパーなどが閉まったあとは、外出することもなく、PCも携帯もない時代でしたから、遅くまで起きる必要性がない、自然の摂理に沿った生活リズムでした。

 そこに、24時間、いつでも買い物ができる、食事ができるというサービスの利便性にばかり目がいき、その弊害として、睡眠への悪影響があることには、ほとんどスポットライトは当たりませんでした。

 私たちの睡眠時間は、NHKの5年に1回の調査から、40年(1960年から2000年)で50分短くなっています。

夜おそくまでの残業など、子供から大人まで、夜遅い時間でも、明るい環境の中で生活する社会環境になってしまいました、

我々の体内時計は、地球の自転リズムに一番影響を受けています。 ということは、自然の摂理に沿った、「暗くなったら寝て、明るくなったら起きる」 という遺伝子レベルで刻まれているのですが、社会環境が、この50年で大きく眠らなくなってしまったので、その環境に同調できず、今では、4人に1人は睡眠障害(不眠症・過眠症・リズム障害など)という睡眠障害大国になっています。

そういっても、我々は、睡眠知識について学習機会がありませんでした。だから、わからなくても当たり前なのです。

ただ、睡眠研究も進み、いろいろ研究知見がわかってきましたので、

  生活に取り入れやすい形での睡眠知識は、24時間社会の中で、健康で過ごすための自己防衛策なのです。

 これが、私の睡眠障害で入院治療から得た体験者としてのメッセージです。

 

< サービスのご案内 >

生活に取り入れやすい解説付きクイズ形式で提供しています

睡眠の大切さを考えるきっかけになることが、このサービスのGOALです。
 
https://mng.profile.ne.jp/professional/service/detail/pid/4336/

「 眠ることが楽しみになる!」 ためには、睡眠を知ることが必要です。

 

このコラムに類似したコラム

睡眠専門家の「快眠道」 2-2 <体内リズム> 睡眠の2つのメカニズム 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2013/04/14 09:22)

睡眠専門家の睡眠講座 ベストアンサー 体内リズムの狂い 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2012/10/08 11:34)

睡眠専門家の睡眠知識講座 オリンピック中継で体内リズムに注意 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2012/08/03 22:19)