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対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
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閲覧数順 2016年12月04日更新

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サラサラ血液&スベスベ血管で病気知らずの身体を得る秘訣(6)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・米国とは対照的に、日本ではガンや心臓病の死亡率は未だに上昇を続けています。その原因としては、野菜や果物の消費量が明らかに減少していることと、和食が若年層を中心に敬遠され、食事の欧米化が進んでいることなどが挙げられます。即ちかつての日本人の健康を支えた地場の野菜や果物、豆腐や納豆、海藻類、魚類などの摂取量が減少し、ハンバーガーや食パン、菓子類、各種の加工食品の消費量が増加しています。

 

そのような食生活の変化は、どのような理由から動脈硬化を悪化させる要因となるのでしょうか。まず指摘されるのが食品に含まれる各種の「添加物」です。食品には保存性や食味、見た目を良くする目的で保存料や増粘剤、着色料などが多数添加されていますが、その多くは生体にとって異物であり、体内に多量の活性酸素を作り出します。それが血管壁に入りこんだLDLコレステロールを酸化させてしまいます。

 

次に油脂類、中でも「植物油」の多用が挙げられます。植物油脂というとヘルシーな印象がありますが、マーガリンや業務用の揚げ油には、自然界に存在しない「トランス脂肪酸」が多量に含まれています。これは強力な酸化物質であり、血管壁を傷つけてLDLコレステロールを酸化させます。欧米の多くの国ではトランス脂肪酸の使用を規制していますが、日本では殆んど野放しの状態となっています。

 

続いて砂糖や白い小麦粉、白米など、高度に精製された糖質の多量摂取が指摘されています。農業の開始以降、人類は玄米や全粒麦など全粒穀物を主食の一つにしてきましたが、2~3百年前から穀物の精製が普及し、口当たりの良い穀物や砂糖が広く普及しました。ところがその頃から糖尿病や肥満、歯周病などの生活習慣病が急速に増加し、結果的に動脈硬化性疾患の蔓延の引き金となりました。

 

動脈硬化を抑制する上で、野菜や果物に含まれる各種ビタミンやミネラル、ファイトケミカル(植物性生理活性物質)などの役割は大きいものです。また魚介類に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの油脂は動脈硬化を抑制して血液をサラサラにしますが、このような食材をあまり食べなくなったことが、日本人に血管性の病気が増えている理由の一つとなっています。

 

食生活上の変化に加えて、現代人が運動不足であることも大きな要因です。動物の一員である人間は、充分に体を動かすことで健全な血液循環を保てますが、移動手段の発達などによって体を動かさなくなると、血管内で血液が澱みがちになります。それにより内皮細胞に良い刺激が加わらず一酸化窒素(NO)の産生が滞ります。その結果、動脈が収縮して血液の粘稠度が上がり、動脈硬化が進行していきます・・(続く)

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