- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
夢とお金の関連性について、言葉が足りない部分があったようなので、補足をさせていただく。
夢というと大げさに聞こえるから、僕としては「人生の目的」と言うほうがしっくりくる。
人生の目的は他人と競うものではない。自分と家族がそれなりに幸せに暮らすこと、人に迷惑をかけないことというのも立派な目的だ。もちろん、世界を笑顔であふれさせたいというのも素晴らしい。
次に、目的を実現させるために、「目標」が必要になる。目標は具体的でないといけない。「それなりに幸せ」を実現させるために、家族をつくらないといけないし、お金も必要だ。そこで、どんな人とどこに住み、いくらのお金があればいいのかを具体化、数値化する。
そして、目標を達成するための「方法」が必要になる。方法とは、「どうやって」ということだ。パートナーと出会う方法は?必要なお金を稼ぐ方法は?合コンに行くものあり、給料のいい会社に行くもよし、起業するのもあり。(起業するなら、何人の人にどんなサービスを提供して、いくらの収益を得るのかが目標になる)。方法はそれぞれができる方法で実行すればいい。
整理すればシンプルな話なのだが、目的、目標、方法を混同してしまうとややこしくなる。
お金という目標にフォーカスすると、「お金のために」というように目的を見失う。同じく誰かに目標を強制されると、方法にしか目がいかなくなる。目的が大きすぎると方法が思いつかない。今できる方法しか見えないと、目的が小さいのではないかと悩む。
こうして大人は迷子になるのだ。
迷子になったら、立ち返るべきは、やはり人生の目的だ。別に無理をしなくても、等身大の目的でいいと思う。でかい目的を掲げて、達成できない目標を立てて、方法を実行しないよりもいい。
夢(目的)を語れば人が応援してくれるというのは、「目標」と「方法」が明確な場合だけだ。そうでないと、「頑張ってください」という挨拶以上の関係は生まれない。
ので、今後はカテゴリと語彙を統一して話をしようかなと考えている。
夢、ビジョン、使命、欲求、欲望、→目的
年収、事業規模、理想の彼氏、彼女→目標
戦略、ビジネスモデル、マーケティング、各種ノウハウ→方法
後、コンセプトはどこに分類される?コアコンピタンスは?フレームは?ロジカルシンキングは?なんて考える人もいるかもしれないが、そんなことは知らない。
僕の仕事は、目的を見出し、目標を設定した人に方法を提案することだからである。
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