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ホルモンバランス整え「更年期」を健康に快適に生きる秘訣(5)

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  1. 心と体・医療健康
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(続き)・・女性ならば誰もが避けられない更年期ですが、工夫次第で少しでも「更年期障害」の辛い症状を緩和することは可能です。先ず考えられる工夫としては「食事」が挙げられます。食事内容や栄養バランスの良し悪しによってホルモン環境や自律神経のバランスが左右され、更年期障害の症状に影響を与えます。また肥満や動脈硬化、骨粗鬆症の進行などにも関わってくるため、食生活は決しておろそかには出来ません。

 

更年期にはエストロゲンの減少の影響もあり、基礎代謝が低下して脂肪が燃焼しにくい体になってきます。従ってカロリーや糖質、脂質の多い食事を続けていると、糖尿病や高血圧、高脂血症、動脈硬化、そして肥満を招きやすくなります。またエストロゲンの減少によって骨量が減少し骨粗鬆症になりやすいため、カルシウムやビタミンDの補給などにも気をつけなければなりません。

 

糖質の多過ぎる食事は別の面からも要注意です。砂糖やお菓子、精製された穀物を多量に食べると、血糖値の急上昇とその直後の反応性低血糖を招き、イライラするなど精神的な不安定さをもたらします。またそのような食品にはビタミンやミネラル、アミノ酸が乏しく、神経伝達物質の不足から神経機能の低下を招きがちです。そのために頭痛、肩凝り、疲労感、めまいなど更年期障害の症状が増幅されてしまいます。

 

脂質の摂り方にも工夫が必要です。植物性脂肪はヘルシーな印象がありますが、必ずしもそうとは限りません。大部分の植物油はオメガ6という脂肪酸で構成されており、摂り過ぎるとアレルギーや動脈硬化、神経機能の低下を招きます。それに対してシソ油やアマニ油など一部の植物油、DHAやEPAなどの魚油はオメガ3という脂肪酸が主体で、神経機能を向上させるなど健康上の様々な効能が証明されています。

 

骨粗鬆症を防ぐ意味からもカルシウムの補給は大切です。カルシウムの補給というと牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品が注目されますが、日本人には乳糖不耐症といい、牛乳が体質的に合わない人が多数います。牛乳の合わない方には他のカルシウム源として、小魚小エビ、海藻類、豆類、キノコ類などがお勧めです。カルシウムは骨の補強だけでなく、神経やホルモン分泌の安定にも寄与する大切なミネラルです。

 

推奨される食事としては、新鮮な野菜や果物、豆類、キノコ類、海藻類をたくさん食べ、お魚や肉を適量摂取することが基本です。主食である穀物は可能ならば玄米や全粒粉パン、ソバなどを主体とすることがお勧めです。砂糖を使うならば黒砂糖かハチミツを少量、油はシソ油かアマニ油を生で、加熱するならばオリーブ油を使いましょう。その一方で砂糖や甘いもの、加工食品、マーガリンなどはできるだけ控えることです・・(続く)

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