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Rising Sun から転げ落ちた日本

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外国から見た日本

ジャパンアズナンバーワンと言われた日本が転落を始めてから20年以上経ちました。
効果がまったく上がってない「英語学習ごっこ」をずっと繰り返していることにも代表されるように、日本は変わるつもりはなさそうです。
何年経っても自分たちの失敗から学ぼうとしませんね。

日本経済新聞の記事より:

政府混乱 空白の40分
(例の完璧なまでに惨めにしっぱいした北朝鮮のミサイル打ち上げ時のこと)

 - 北朝鮮のミサイル発射をめぐる政府の初動対応は混乱した
 - 緊急情報を住民に知らせる全国瞬時警報システムは使われなかった
 - マニュアルにない事態に対処しきれない日本の危機管理の危うさを浮き彫りにした

マニュアルにない事態には対処できない。

ほぉ

いつもそうですね。 変わらないですね。

"Rising Sun" (by Michael Crichton)という本があります。
1992年にアメリカで出版されベストセラーになった本です。

それまでの日本の経済大成長を背景に、調子に乗りまくる日本人をアメリカ人の目から描いたものです。

「一体、日本はどこからこんな無能で惨めな国になってしまったのかなぁ」と、ふと興味を覚え、本棚から引っ張り出して読んでみました

こんな一節が・・・

"Japanese organizations are actually very slow to respond in a crisis.  Their decision-making relies on precedents, and when a situation is unprecedented, people are uncertain how to behave."

「日本の組織は、実際問題、危機に際しての反応が非常に遅い。
危機に際しの決定を下す際にも、前例にただ従うだけなので、前例のない状況ではどう対処していいのかわからない。 これが日本人だよ。」

1992年に書かれた日本人観です。
現在の日本の体たらくを見透かしたような一節に、不気味な感さえ覚えました。

日本が坂道を転がり始めたころです。

こんなことも出てきます。

"You realize Japan is deeply into the struture of American universities, particularly in technical departments.  Japanese companies now endow twenty-five professorships at M.I.T., far more than any other nation. "

「知ってるように、いまや日本はアメリカの大学の内部にまで入り込んで来ているだよ。 なんとMIT(マサチューセッツ工科大学)の教授の25%は日本の金で雇われているわけだからね。」

はてはて、今の内向き日本とはえらい違いですね。 勢いのあったときは、札束をひけらかしてアメリカの大学をコントロールしようとしていたみたいです。

その理由は何だと思いますか?  

"Because they know - after all the bullshit stops - that they can't innovate as well as we can.  Since they need innovation, they do the obvious thing.  They buy it."

「そのわけはね、自分の頭で考える創造力のいる改革は日本人には出来ないことに気がついているからさ。 日本人は創造力の必要な革新的改革は、アメリカ人みたいには出来ないと知ってるんだよ。 だから、こんな見え見えのことをやってる。 アメリカの能力がつまった大学を買い占めようとしているんだ。」

わぁ。 すでにこの時から、日本人のinnovating abilities のなさは有名な話だったみたいです。
そのまま20年経ちました。

明らかに変わったことがひとつ。
アメリカのinnovating abilities に学ぶのはやめて、世界のinnovation レースから脱落したことですね。

外国からなど学ぶことはないとでも考えたのでしょうか。
日本の若者の留学率、この10年の低下はすさまじいです。
(ただの旅行でしかない、語学留学などをさしているのではないですよ。 本当のDegreeを取る留学です。)

失敗の理由を Critical Thinking を使って分析することも出来ないまま、過去から何も学習することが出来てないんですね。

Rising Sun.  ずいぶん前のPaperback なので、ページが茶色になっています。

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