- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
単利の代表的な商品は、定期預金と国債、社債などの利付債券です。でも、定期預金も小まめに預け替えをすると複利と同様の効果があります。
2011年10月31日時点、3メガバンクの円定期預金の利率は、300万円未満の預け入れ金額1年のものは、揃って0.025%です。しかしながら、定期預金のキャンペーン金利で検索すると、100万円~300万円未満の場合で様々な金利が提供されています
このように現在では、各銀行で金利を競っていますから、1年間預けて、自動更新はせずに、一度普通預金に預け、新しくその時点で最も高い金利を提供している、日本に本店のある銀行に預けることで、年1回の複利運用に似た効果が上がります。
現在利子には、20%の税金が発生し、200万円を金利0.3%で預けると6,000円の利息で20%税金が取られても、4,800円が残ります。但し、預け替えのため銀行から振込で資金を移動しますと、振込手数料が掛る場合があります。
定期預金の一番のメリットは、1,000万円とその利息は、預金保険制度によって保護されています。従い、1,000万円までなら、元本割れがありません。使用する時期が5年までの住宅用資金や学資等の貯蓄には適した運用と考えます。
なあ、預金保険制度で保護されるのは、日本に本店がある銀行の円定期預金等で、外貨預金は対象になりません。そして、外国籍の銀行の日本での支店も対象外です。
定期預金で期間1年を対象としているのは市中金利の動向により、キャンペーン金利が設定され易い商品ですので、預けてすぐに金利が上昇した際にも最悪1年たてば預け替えが可能です。
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文責
ファイナンシャル・プランナー
&投資アドバイザー 吉 野 充 巨
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