火災その他物件に物理的被害があった時、多くの場合、損害保険である程度はカバーできます。(火事が問題ないというわけではありません)
その火事が原因や物件内で不測の事故で死人が出てしまった場合は、もうお手上げです。(人的リスクと重なりますが)
新規の賃貸契約時には、入居希望者に重要事項説明をしますが、借主にとってマイナスになる事項(この場合は死人が出ていること)などは必ず説明しなければならないことになっています。
死人が出た部屋を借りたいと思う人はいるでしょうか。何も、その部屋でなくとも周りに賃貸物件はたくさんあります。
最終的には、「ワケ有り」のような人に貸すしかなくなってしまうのです。
これまでのどのようなリスクよりもこれが一番怖いのです。
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