褒めることの難しさ(余談) - 社会保険労務士業務 - 専門家プロファイル

ユニティ・サポート 代表
東京都
経営コンサルタント
03-4590-2921
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:人事労務・組織

中村 泰彦
(研修講師)
本田 和盛
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2017年05月29日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

褒めることの難しさ(余談)

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 人事労務・組織
  3. 社会保険労務士業務
社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 現場の事例・私の体験
 前回の話の余談です。

 ある会社で新人研修を担当した社内講師が、新人に対して少し厳しい指導をしたところ、「僕たちは今まで褒められて伸ばされてきた。そういう指導は慣れていないから、萎縮して成長が止まってしまうかもしれないので、少しやり方を変えて欲しい」と言われたそうです。指導する者からすれば受け止めはいろいろでしょうが、素直には受け入れづらい言葉でしょう。でも実話としてこういう話があり、当人は本当にそう思っているわけで、今の企業の現場ではこの人たちも否定せずに指導し、戦力にしていかなければならないのが実情なのです。
 こういう発言が出る背景は、とても複雑であると思います。全体的な傾向や社会的背景も、個人のキャラクターもあるでしょう。つい“今時の若い者は・・・”と言いたくなりますが、一括りにすることはあまり適切でないと思います。

 私がこの件で思ったことですが、
○自分に都合のいいことだけ主張する。(褒めると甘やかすを混同)
 本人が嫌なことを我慢できないということ、そうしてしまった親、教師、社会的風潮を含め、周りの大人に原因があると思います。
○自分の内面に踏み込まれたくないための予防線。
 やはり煩わしい人間関係を避けたい、という傾向があるようです。こういう人はそもそも煩わしいほど人付き合いをしたこともないと思いますが。
○厳しくされることに本当に慣れていない。
 社会的な関わりに消極的で未熟であるということ、経験値が少ないゆえに打たれ弱いということです。自主性を強調し過ぎてイヤイヤでも経験してみる機会を失っているように思います。

 このような基本的な人間力は、大人になって教育してもなかなか変えられません。前提となる人間力がない者を褒めることで果たして育っていくのか、褒める事が大事とわかっていても、本当にそれで良いのかと考えてしまうような一件でした。

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 経営コンサルタント)
ユニティ・サポート 代表

組織に合ったモチベーション対策と現場力は、業績向上の鍵です。

組織が持っているムードは、社風、一体感など感覚的に表現されますが、その全ては人の気持ちに関わる事で、業績を左右する経営課題といえます。この視点から貴社の制度、採用、育成など人事の課題解決を専門的に支援し、強い組織作りと業績向上に貢献します。

03-4590-2921
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集」のコラム