「良い店だけど高い」なのか、「高いけど良い店」なのか。 - 飲食店経営全般 - 専門家プロファイル

河野 祐治
株式会社 飲食店繁盛会 飲食プロデューサー
東京都
飲食店コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:飲食店経営

杉山 春樹
杉山 春樹
(飲食店コンサルタント)
平岡 美香
平岡 美香
(マーケティングプランナー)
平岡 美香
(マーケティングプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

「良い店だけど高い」なのか、「高いけど良い店」なのか。

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 飲食店経営
  3. 飲食店経営全般

 

今、世の中は「安売り」がもてはやされています。

 

「安くないとモノは売れない」みたいな論調が多いです。

 

でも、客単価1,000円の店でも潰れる店は潰れるし、

客単価1万円以上のお店でも繁盛しているお店はたくさんあります。

 

つまり、絶対額ではなく価値というのは、

価格と品質のバランスなんですね。

 

価格>品質のお店がだめになり、

価格<品質のお店が繁盛店になる。

 

単純なことです。

 

品質というのは、料理だけのことではなく、接客や雰囲気等、

利用動機に対するトータルの品質です。



高客単価の業態だけを見たときに、全体的には、

領収書需要(接待)で成り立っていたお店は厳しく、

プライベート需要(記念日や自分へのご褒美等)のお店は

そうでもない、という傾向はありますが、個別に見た場合は、

やはり、不等号が「<」なのか、「>」なのかの結果になっています。

 

お客様の評価が、「良い店だけど高い」なのか、

「高いけど良い店」なのか。

 

「確かに良い店だけど、ちょっと高いよねぇ」

というのは、価格>品質の評価をされています。

 

「確かにちょっと高いけど、良い店だよねぇ」

というのは、価格<品質の評価をされています。



同じように見えますが、実は全然違う評価なんですよ。

 

飲食プロデューサー、中小企業診断士

河野 祐治

 

このコラムに類似したコラム

高客単価店で最も大事な繁盛のポイント 河野 祐治 - 飲食店コンサルタント(2010/11/06 08:29)

TRENDNEWS 『行列が出来る餃子居酒屋』 田川 耕 - 飲食店コンサルタント(2014/08/09 00:54)

スーパーバイジング業務のポイント <5> 平岡 美香 - マーケティングプランナー(2013/03/18 12:15)

自然な形で相手を思いやるおもてなし 高窪 美穂子 - 料理講師(2011/10/02 23:00)

お客さまの笑顔を生むメニュー開発 高窪 美穂子 - 料理講師(2011/09/12 23:00)