- 新谷 義雄
- 行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 京都府
- 行政書士
対象:お金と資産の運用
ファイナンシャルプランナーが提供できる資産運用ですが、ご相談頂いた様子をご紹介させて頂きます。(ご本人の承諾を事前に頂いています)
相談ケース
毎月の積立預金から、利率の良い資産運用方法にシフトしたいHさん(仮名:30代女性)
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まずは、ヒアリングで現状の保有金融資産、毎月に投資に回せる金額(3万円づつでした)や、運用目的(毎月の余剰資金創り・銀行預金よりも利率が良い・少しづつ住宅購入の頭金創り)等を伺いました。
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個人ごとに違うリスク拒否度(いくらまでの損を受け入れられるのか?)の測定します。
潜在的なリスク拒否度をまずはハッキリとする事で「自分に合った運用商品選び」が楽しくなりますよ。
今回のご相談者様は、ヒアリングを基にした金融資産の分配割合(ポートフォリオ)から、リスク拒否度を逆算する手法を選んでみました。
当オフィスでは事前にエクセルで各資産の「リスク(標準値からのブレ)」と「リターン(予想される収益)」を基にしたエクセルシートを創って、ご相談のアウトライン創りにしています。
実はこの作業を一番重要視しています。ご自身に合った運用スタンスを創るのに最も重要だと思っています。例えば運用成績の高い運用商品でも自分に合っていなければ、ストレスを感じてしまいそうですよね。
今回はヒアリングで数値換算できる情報を頂きました
運用目的 (毎月の余剰資金創り)
運用期間 (3~5年程度)
毎月の積立額(毎月3万円)
プラス、運用目的や、潜在的なリスク拒否度などの個人の性格や趣向に根ざした情報を基に運用スタンスを創っていきます。
次回の面談までに口座の開設や、トレードの携帯アプリケーション操作などをメールでナビさせて頂いてます。
次回はFP事務所のバックオフィスでご相談者様の運用スタンスを「見える化」していきましょう。
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