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対象:心と体の不調

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茅野 分
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閲覧数順 2016年12月05日更新

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体の奥底から蘇る真のアンチエイジングとは!?(8)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・さて体内では常時、活性酸素などの酸化物質が発生しており、様々な体調不良や病気の発症、老化などの原因となっています。生物が生きていく上では活性酸素が必ず発生し、それを除去する抗酸化酵素が存在していますが、ストレスや過労、環境の急激な変化や生活の乱れ、低体温などで酵素の働きが鈍くなり、酸化物質が貯まりやすくなります。いわば身体が「酸化」した状態といえます。

実はこの抗酸化酵素の働きを促進し、酸化物質を除去してくれるような強力な助っ人が存在します。いわゆる「ファイトケミカル」と呼ばれる栄養素群で、多くの野菜や果物、豆などの植物性食材に含まれています。これらの栄養素は元々、植物が自身の身を環境の変化から守るために備えた成分ですが、人間や動物が食糧として摂取することで、今度は彼らの身を守ってくれるのです。

ファイトケミカルには様々な種類があり、代表的なものは健康上の効能が報告されています。例えばポリフェノールの仲間は赤ワインに含まれていることで有名になりましたが、リンゴの皮にもたくさん含まれていて、酸化物質を除去してくれます。昔から「リンゴ赤くなれば医者青くなる」という諺があり、リンゴが健康に良いことが経験上知られていました。

それ以外にも例えば、トマトや赤唐辛子にはリコピンという赤い成分、カボチャやニンジンにはベータカロチンという黄色い成分、ナスやブドウの皮にはアントシアニンという紫色の成分、ゴマやゴボウにはセサミンという黒い成分が含まれており、それぞれ特有の抗酸化作用を発揮し、健康上の有効性が報告されています。特に凄いのはブロッコリーで、何と約200種類ものファイトケミカルが含まれているといいます。

スパイス類も意外と優れた要素があります。唐辛子のカプサイシンという辛み成分は代謝を活発にして血管を拡張させるため、発汗作用と体温上昇作用、肥満防止効果が認められます。ショウガのジンゲロールという成分にも脂肪燃焼効果や体温上昇効果があり、肥満防止や冷え性対策にうってつけです。韓国人やインド人などはスパイスをうまく活用した健康法を確立しています。

スパイスなどの活用で塩分を減らすことも可能です。高血圧の防止などのため塩分の摂り過ぎには注意が必要ですが、唐辛子やコショウなどのスパイスを併用することで塩やしょう油などの使用量を減らせるものです。同時に酢や柑橘類、昆布やかつお節等の出し汁の活用も塩分の減量に寄与します。

食材だけでなく食べ方にも工夫が必要です。早食いの人は満腹中枢が食欲に抑制をかける前に腹いっぱい食べてしまうので、肥満になりやすくなります。朝食や昼食では20分以上、夕食では30分以上時間をかけてゆっくりと食事しましょう。また最低30回は噛んで食べるなど、よく噛むことが大切です。

仕事の関係で夜遅く食べる人が目立ちますが、夜8時以降は体が睡眠の準備に入り代謝が不活発になるため、栄養が脂肪として蓄積しやすく肥満になる確率が上がります。最低でも夜9時までには夕食を済ませるようにし、どうしても遅くに食べなければならない場合には、野菜中心のあっさりした軽めの食事に留めます。

食事だけでなく水もきわめて大切です。水分と称してお茶やコーヒー、清涼飲料水などをがぶ飲みして水そのものを飲まない人が目立ちますが、「水」と「水分」は似て非なるものです。体の隅々まで酸素と栄養を行き渡らせ、体内で発生した老廃物や酸化物を尿や汗として排泄させるものは、他ならぬ「水」です。年齢や体格、季節によって異なりますが、1日最低1リットル、できれば1.5リットル以上は飲むようにしましょう。

百薬の長といわれる酒ですが、これには注意が必要です。赤ワインを飲むフランス人は心臓病が少ないため、赤ワインのポリフェノールが体に良いとも言われていますが、これも適量を飲んでの話です。赤ワインも含めてアルコールの飲み過ぎは体内に活性酸素を多量に発生させ、病気や老化の増悪要因となります。あくまで適量に留めることが前提です・・(続く)

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