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対象:心と体の不調

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閲覧数順 2016年12月05日更新

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薬以上の効果も期待!?健康の味方「ビタミンC」は大活躍(4)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・さて各種ビタミンやミネラルが不足すると、具体的にどのような健康上の不都合が生じ、病気の発症へとつながるのでしょうか。栄養素の種類によって発生する欠乏症状や病気は様々ですが、栄養素は互いに関連し合って作用しているため、その欠乏症にはかなりの共通点があります。ここでは代表的な栄養素として「ビタミンC」を取り上げ、その役割と欠乏症状、健康のための活用方法をみていくことにします。

 

ビタミンCというと野菜や果物にたっぷりと含まれ、人間が健康を維持する上で必要不可欠なものであると誰もが感じています。ビタミンのうちで人々にその必要性が知られている、最もポピュラーな栄養素といえるでしょう。子供が野菜を食べないでいると、母親や教師が「ビタミンCを摂らないと病気になるよ」などと諭し、何とか野菜を食べさせようと躍起になります。それほど大切な栄養素であることが周知となっています。

 

さて数あるビタミンの中で、なぜビタミンCは人間にとってとりわけ大切と考えられているのでしょうか。ビタミンCは歴史的に、欠乏症としての「壊血病」がたいへん有名です。壊血病は昔、長距離の航海で船員が歯茎などから出血し、衰弱して死に至る、原因不明の怖い病気でした。ようやく18世紀に英国の軍医によって、新鮮な野菜や果物を摂取することによって壊血病を予防できることが解明されました。

 

すなわち壊血病は、新鮮な野菜や果物が極端に不足する長距離航海という過酷な環境下で多発した一種の栄養失調ですが、その予防のために必要な栄養素はビタミンCであることが発見されたのは、さらに時代が下って20世紀に入ってからでした。ハンガリーの生理学者セント・ジェルジが1927年、牛の副腎から還元力の強い物質を抽出し、これが後に「ビタミンC」と名付けられました。

 

さらに後年、ノーベル賞を2つ受賞した米国の化学者ライナス・カール・ポーリングはビタミンCの医療に於ける研究を進め、風邪の予防やガンの治療に有効であるという結論を得ました。これには国内外から大きな反響がありましたが、米国の有力な研究機関であるメイヨー・クリニックから、ビタミンCはガンに無効である、という反論が出され、一時的にビタミンCは医学界から見向きもされなくなりました。

 

これに対して1990年代に入り、米国国立衛生研究所(NIH)や米国食品医薬品局(FAD)などが共同で「高用量のビタミンCがガンを殺傷する」という研究結果を発表し、ビタミンCは再び脚光を浴びました。今や米国を中心として、ガン治療を始めとしたビタミンCの臨床応用が進んでいます。また日々の食事でビタミンCを充分に摂取することが、今や世界中の人々の常識となりつつあります・・(続く)

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