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国会議員も応援し大盛況!「第6回放射線ホルミシス講演会」ご報告

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(続き)・・約1カ月ぶりのコラムになります。皆さんお待たせいたしました!一たん涼しくなった東京地方ですが、ここ数日はまたもや暑さがぶり返してきました。ゲリラ的な豪雨も加わり、体調を崩す人が増えております。「蒲田よしのクリニック」にも、具合が悪くなり点滴を求めて来院する方が多くなってきました。

この2~3週間というもの、私は講演会に於けるスピーチ原稿の作成に取りかかっていました。その影響もあり、コラムを執筆する時間が殆んどなかったのです。結果的に発表はたいへん上手くいき、質問も相次ぐなどご好評をいただきました。聴講して下さった方々や主催者の方々に、感謝いたします。

この講演会は去る7月21日に、東京は飯田橋近くの日本理科大で開催された「第6回・放射線ホルミシス講演会」です。これは低線量の放射線を利用した「放射線ホルミシス療法」に関する研究を推進し、医療の柱として普及していこうという趣旨で行なわれる講演会で、2008年以来、毎年のように7月に開催されています。

 

「放射線ホルミシス」とは、比較的線量の少ない放射線に被曝することにより、健康増進や美容、アンチエイジングはもとより、病気の治療にも応用しようという考え方であり、技術です。放射線ホルミシスへの関心は年を追うごとに高くなってきており、講演会もますます盛況になってきているのが現状です。

放射線というと体に有害だという認識があり、特に一昨年の東日本大震災に伴う原発事故の後しばらくの間は、低線量であっても放射線は有害だという見方をする人が多かったのも事実です。実際に震災と同年7月に開かれた講演会では、放射線療法そのものに対する疑問の声がちらほら聞こえてきたものです。

それに対して今回の講演会では、そういった根源的な疑問の声は聞かれず、低線量の放射線被曝に対しては概ね肯定的な感想や意見が主流でした。医師から発表される臨床報告、研究者による基礎研究を含め、放射線ホルミシスに関する数々の発表とその後の討論を通して、ホルミシス療法に対する大きな期待と将来性が感じられたものです。

 

この日の講演会では特に印象深かったことが2つありました。1つには2名の現職の国会議員が出席し、約5分間ずつスピーチをしたことです。2人は口を揃えて「放射線ホルミシス療法という画期的な治療法を、世の中に広めていこう!」と、放射線ホルミシス療法に関して協力の意思を示し、力強い応援をして頂きました。

このお二方は国会内の党派を超えた議員からなる「放射線議員連盟」のメンバーで、ホルミシス療法を含む放射線医療の普及、放射線に関する正しい考え方や技術を普及するための活動を推進する、超党派のグループです。議会内に抵抗勢力は存在するものの、現在では日増しに強力な組織になりつつあります。

原発事故後まだ日が浅いうちは、放射線についての話題は半ばタブー視され、とりわけ政治的には腫れ物に触るように扱われる傾向がありましたが、放射線に関する冷静な見方が出来るようになってからは、少なからぬ政治家が「放射線の適正な医療的応用」について、正攻法で取り組むようになってきたのが現状です。

 

もう一つ印象的だったのは、放射線医学の専門家の医師が姿を見せ、低線量放射線を用いたホルミシス療法に関する肯定的な意見を述べたことです。ある大学医学部の放射線科教授の方で、ガンを対象とする「高線量」放射線治療の研究および臨床を推進していますが、これからは「低線量」放射線も極めて重要である、というのです。

実はこれはとても画期的な事です。病院で広く行われている放射線治療は、高線量の放射線を用いてガンなどの病巣を焼き切ってしまおうという「攻撃的」な治療です。これとは対照的にホルミシス療法は、低線量の放射線を全身に浴びせ、抗酸化力や代謝力、免疫力を高めることを通してガンなどを抑制する、より「自然」な治療です。

これまでの医学の世界では、高線量を用いた放射線治療こそ医療の「本流」であって、低線量の放射線を全身に浴びせる治療など医療の「傍流」である、という根強い偏見がありました。しかしながらここで放射線医学の大家が低放射線を用いたホルミシス療法を積極的に支持したことは、医学界に於いて極めて革新的な出来事です。

 

今回の講演会は、主催者である「ホルミシス臨床研究会」の代表理事を務める川嶋朗医師による開会あいさつで始まりました。川嶋氏は東京女子医大の准教授で、東京港区の「青山自然医療クリニック」の所長を務めていますが、研究会発足当初からのリーダー的存在で、会の発展に尽くしてきました。

川嶋氏は人間の「自らを癒す力」を尊重し、その力を活かすための診療や生活上の的確なアドバイスをすることで有名で、クリニックの新患は半年待ちという人気ぶりです。10年以上前からいち早く放射線ホルミシスの価値に着目し、ホルミシスの専門家と情報交換、共同研究を重ね、実際の臨床応用も進めてきました。

川嶋氏が事あるごとに強調しているのは、放射線ホルミシス療法は低線量ながらガンマ線を含む「放射線」を取り扱う医療行為であり、決して素人任せの健康法ではなく、医師のコントロールのもとで行なうことが求められる、という点です。民間療法並みのレベルであれば別ですが、一定レベル以上であれば医師の指導が必要となるのです。

 

次に研究会の理事であり、我が国の放射線研究の第一人者である服部禎男氏の講演がありました。服部氏は80歳にもなるご高齢ですが、それを全く感じさせない迫力のある講演をする方です。電力業界の研究職の出で米国ミズーリ大学のトーマス・D・ラッキー教授の手になる「放射線は低線量であればむしろ健康に良い」という論文に触発され、放射線ホルミシスに関する研究を積み重ねてきました。

 

この服部氏の講演は、ホルミシスの歴史に金字塔を打ち立てるほどの価値がありました・・(続く)

 

蒲田よしのクリニック(内科)
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