昨日からの続き、ずらすということについて。
商品そのものでずらす方法は、中小零細企業においては難しいという
話を触れました。
いくつかの例をあげて検討してみたいと思います。
例えば流通方法や場所をずらしてみるという方法はどうでしょうか?
世の中には「高速道路のサービスエリア限定商品」といったものが
存在します。
あるいは「ご当地限定お土産」といった商品もあります。
「流通場所は多ければ多いほど良い」
「広く全国に販売することで市場が広がる」という発想法とは
少々違った発想法で売られているのが上記の例です。
これ以外にも
・ウェブ限定
・通販限定
こんな商品は結構あります。
それまで店頭販売しかしていなかったものを通販専門にした、
又はその逆で店頭でしか販売しない商品も存在します。
意外な所に意外な商品を置いてみる。
または敢えて置く場所を限定してブランド感を演出する。
商品そのものの違いではなく、置く場所を変えてみることも
案外と面白い手段です。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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