時間や手間をかけても無料を選びますか？

先日、リサイクルショップに

すのこベッドや、一度しか使用していない長靴、金魚を飼っていた時のヒーターや浄化装置、衣類などを無料で引き取ってもらいました。すのこベッドを粗大ゴミで捨てるとなると、処分費用がかかるので良かった反面、デスクトップパソコンのケースやパーツ、水槽は引き取りを断られ、自分で処分しなければならなくなりました。

柳井市で粗大ごみを捨てる場合、

個別引き取りを希望する時は、月１度の収集日の１週間前までに電話をして予約します。料金は大きさによって変わり、250円から1500円です。そして粗大ごみに貼るための券をスーパーで購入しなければなりません。手間も費用もかかります。

粗大ごみも

ゴミ袋に入る大きさに分解することができれば、粗大ごみ料金はかかりません。友達の中には、布団をハサミで切り刻んでゴミ袋に詰めるのが大変だったという人もいました。パソコンのケースはとても頑丈に作られていて、しかもネジではなくリベットで固定されているので、自分で分解して小さくすることは困難です。それでもできる限り分解し、プラスチック部分を外して分解したり、DVDドライブは市役所の小型家電回収ボックスに入れに行きました。水槽は割れば不燃物の収集袋に入ると気づき、ハンマーで粉砕して袋に詰めました。不覚にも少し手を切りました。あとは収集日を待つだけという状態にすることができました。

そして翌日、

自分で不燃物処理場に持ち込めば、100㎏まで100円で済むのということに気づきました。今回は車に積めないほど大きいものではなかったので、自分で持ち込むことができました。もし早くそのことに気づいていれば、ゴミを小さくするためにかかった時間や労力が節約できました。ゴミの収集日まで、保管して置く場所を確保する必要もなければ、ゴミの日に出すのを忘れたらどうしようという心配もなくなります。

先日読んだ堀江貴文さんの

『あり金は全部使え』という本には「金で買える時間はすべて買え」と書かれていました。時間や手間をかけて無料になったと喜ぶぐらいなら、その時間を稼ぐために使った方がよいという考え方です。

春休みに子どもが一人で遊園地に行った時、

はじめはお金を使うのがもったいないと思い、乗り物に乗るために2時間並んでいました。このペースで待つと閉園までに乗りたい乗り物に乗れない状況でした。そこでこの考えを伝えたら、その後は1000円払ってファストパスを買うこと2回。無事、乗りたかった乗り物に乗ることができました。その遊園地にもう一度行くための交通費を考えたら安いものです。

皆様も費用を安く抑えるために時間がかかる方を選択していませんか。時間をお金で買うという選択もできるように、普段からお金を備えておきましょう。