おはようございます、今日は世界初の地下核実験が行われた日とのこと。
最近は色々ときな臭いこともあり、落ち着かないですね・・・
事業承継についてお話をしています。
親族による承継のメリットに触れましたので、次はデメリットについて。
・親族に経営者向きの人はいるか?
残念ながら、経営者というのは誰でも向いているものではありません。
決断力、行動力、結果に対する責任感、楽観的と悲観的の両立等々・・・
良い悪いではなく、向き不向きの問題なので、親族内に経営者向きの人がいないと後を継がせようにも難しくなってしまいます。
・候補者が複数いる場合
上とは逆に、それなりにやる気のある人が複数人いる場合も問題です。
一言でまとめれば、親族内でモメます。
更に、ここに配偶者も絡んでくるとやっかいです。
例えば「男、男、女」という三兄弟で考えたとき。
上の2人はやる気がある、でも下の娘は特に継ぐ気もないので放置をしていた。
ところが娘が結婚をしたらその配偶者が結構なやり手で、ドンドン口を出すように・・・
そちらの話を聴いていたら、今度は上の2人の妻までが口を出すようになり・・・
あぁ、怖い・・・
というように、親族内での承継も難しい点は色々と考えられるのです。
次は非親族による承継について。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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