6月24日英国EU離脱決定後のマーケット情報 - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2017年08月17日更新

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6月24日英国EU離脱決定後のマーケット情報

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世界の株価概況

英国のEU離脱が決まり大混乱で、リスク・オフにシフトしたため、各国の株価は大幅な下落、先進国の国債と円が買われました。ただ、前週の下げを残留派優勢の報道から今週は買戻しが入っていたため、24日の下げは大きかったのですが、前週末に比べると左程下がっていない指数が出現しています。

戻している最中の離脱からダメージは大きくなりました。

世界の株価を代表する指数のオールカントリー指数は-1.48%の2週連続の下落、主として先進国株価の指数MSCI Worldインデックスも-1.65%の続落、エマージングマーケット指数も-0.04%の続落でした。

地域を代表する各指数では、アジア・パシフィック指数は-0.88%の続落、欧州を代表する企業600社の指数STOXX600は-1.17%の続々落です。中東・アフリカのブルムバーグGCC200指数は小幅な1.05%の反発でした。

米国の株価

米国の株価、ニューヨーク・ダウは-1.55%の続落、ナスダック総合指数は先週と同じレベルの-1.93%の続々落でした。世界の投資家のベンチマークS&P500も-1.63%の続々落でした。
シカゴのVIX(恐怖)指数は前週末の19.41㌽から25.76に急上昇しました。

ヨーロッパの株価概況

欧州の株価は英国のEU離脱の決定により下落しています。震源地英国のFTSE100は1.95%の反発、ドイツのフランクフルトDAXは再度10,000㌽を上回り、翌日に大きく下げて-.0.77%の続々落、フランスのCAC40も-2.08%の続々落です。スイスのSMIも小幅ですが-0.44%の続々落です。4国の中では、震源地のFTSE100が上昇という事態が発生しています。

日本の株価

日本株は今週も最大の被害者となっています。日経225平均は-4.15%の大きな続落、TOPIXも-3.71%の続落、ジャスダック指数も-2.70%の下落。マザーズ指数は日本の指数で一番の-6.28%の続落です。このように世界の中でも、EU離脱決定後の最初の市場として、日本のショックが際立ってしまいました。東証リート指数は-6.28%と続々落です。

中國の株価

世界に開かれている香港市場の香港ハンセン指数は、小幅な0.44%の反発、ハンセンH株(本土株)指数も0.52%の反発でした。上海の総合指数は香港とは異なり-1.07%の続落で、先週より30.81㌽下げた2854.29㌽に下がりました。

先進国株価指数

多くの株価指数が下げています。上げているのは24日金曜日に市場が開いていなかったケースが多くなっています。

160625先進国株価指数週間騰落率

上昇した1位は、スウェーデンのOMXストックフォルム指数で4.72%の上昇、2位も北欧フィンランドのOMXヘルシンキ指数で4.16%の上昇、3位は英国のFTSE100で1.95%の反発でした。
下落した1位は、南欧のイタリア、ミラノのFTSE MIBで-7.09%の下落、2位はスペインのIBEX35で-6.87%の下落、3位は日本のマザーズ指数で、-6.28%の続落です。
騰落1位同士の乖離は、11.81㌽でした。

新興国およびフロンティア株価指数

今週の新興国株価は金曜日に開場している指数の殆どが下落しています。

160625新興国およびフロンティア国株価指数週間騰落率

今週の上昇1位はアルゼンチンのメルバル指数で6.51%の上昇、2位はナイジェリアの全株指数で4.79%の上昇3位はアラブ首長国連邦ドバイ市場の金融市場総合指数の1.81%上昇です。ご存知の通り、イスラムの国々は金曜日が安息日のため市場は閉まっています、それらの国のデータは木曜日の物を使用しています。
下落した1位はギリシャのアテネ総合指数の-8.83%の続落、2位はパキスタンのカラチ総合指数の-2.67%下落、3位はエジプトのCASE30指数で-2.25%の続落でした。
騰落1位同士の乖離幅は15.34㌽です。

主要長期国債利回り


今週の主要長期国債の多くは先週に比べ利回りが低下(価格は上昇)しています。

160625主要長期国債週間利回り変化

EU離脱のショックで、各国の国債が買われています。そのため利回りは低下(価格は上昇)しました。今週日本、ドイツ、スイスの10年国債はマイナス金利です。気になるのは南欧のイタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ国債の利回りが上昇しています。

主要商品・およびの不動産指数の週間騰落

6月はWTIの1バレル50ドルの定着に期待しましたが、今回の英国EU離脱の決定で景気の減速が予想されるため、資源の価格は不安定になると予測されます。
160625主要商品先物価格および不動産商品指数指数週間騰落
・今週NYの金先物価格は続伸しました。東京は円高にも関わらず値上がりしています。
・非鉄金属は今月から先物ではなく現物価格に変更しています。銅と亜鉛が値上がりしました。
金、銀、プラチナ(白金)とWTI原油先物に連動するETFが東京証券取引所に上場されています。http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/01-10.html
・穀物は3品ともに値下がりし、トウモロコシは-12.16%の値下がりです。
・今月から不動産指数の騰落を報告しています。今回のEU離脱決定で、景気の不安定さが増したため、不動産価格の上昇は終わったようです。欧州と英国の下げが顕著です。
・CRB指数と日経商品17種ともに低下しています。
東証には「S&P GSCI商品指数Ⓡエネルギー&メタル・キャップド・コンポーネント35/20 トータル・リターン指数」のETFが上場されています。

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宜しければご一読ください。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
ファイナンシャルプランニングと投資助言で人生設計から資産形成までサポートする保険や投資信託等金融商品を販売しないフィーオンリーのアメリカ型ファイナンシャル・プランナー≒独立系顧問料制アドバイザー。
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