2015年8月21日(金曜) 株価指数・長期金利・商品先物価格月間騰落率 - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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2015年8月21日(金曜) 株価指数・長期金利・商品先物価格月間騰落率

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資産運用の原則 資産配分(アセットアロケーション)

■8月第三週概況
・ギリシャ問題の再燃、中国経済の減退不安、天津市有毒薬品爆発による経済への打撃等々各市場で年初来安値、株価が何年来の下落等、株価へのショックが大きな週でした。

下図は日本のTOPIX(黄色)、先進国株価の指標のMSCI World Index(ブルー)、新興国株価の指標MSCI Emerging Market Index(紫色)の年間騰落騰です。期間は2014年8月22日から2015年8月21日です。
確かに先週末の下落の打撃が大きいものの、TOPIXは依然として20%高を維持しています。
また、ワールドインデックスは年初からマイナスとプラスを行き来していたものが、先週若干マイナスに落ち込んだというレベルです、打撃が大きいのは、7月から下降トレンドに入っていた新興国株価が一段と下落して-20%以下に落ち込んだことに示されています。

150821TOPIX MSCIワールド、MSCIエマージング

とはいえ、新興国にのみ投資している方は少なく、分散投資の効果で、まだプラス圏にとどまっている投資家が多いものと推察しています。

ここで、慌てずに、様子見を決め込んでは如何でしょう。明日の株価は、反発・続落いずれかは解らないとして、どこまで落ちれば市場から抜けるかを検討ください。
過去の例、リーマンショックの際に売ってしまった方の多くは市場に戻れず、その後に起きた株価伸長のトレンドに載れずに、収益挽回のチャンスを失ってしまいました。
私は、市場に留まることで、次のチャンスを生かすことを優先しています。
その為には、十分に分散されたポートフォリオを組まれる様お勧めしています。

■世界株価の概要
・全世界株価の指標MSCIオールカントリー指数は、大きく下がり-5.39%です。
・先進国の指標MSCIワールドも-5.33%の続落、新興国のMSCIエマージングマーケット指数はそれを上回る-5.96%の続落です。

・地域では、MSCIアジア太平洋指数が-4.90%の続落、ヨーロッパを代表する企業600社の指数STOXX600は-6.46%と続落しています。中東・アフリカを代表するブルンバーグGCC200指数も-5.97%の続落下落でした。

・米国概況
大きな下落になりました。NYダウは-5.82%で反落しています、ナスダック総合指数は-6.78%と66gh、下落しています、S&P500は-5.77%の反落です。
このためシカゴVIX(恐怖)指数は、先週末12.83から今週末には28.03と大幅な上昇です。

日本株は米国他世界的な株安と中国経済減速の懸念から、日経225平均は-5.28%、TOPIXも-5.49%、ジャスダック指数-3.98%、マザーズ指数に至っては-6.17%と大幅な下落です。東証リート指数は、-1.17%の続落です。

■主要株価指数騰落
●先進国株価指数、世界中が下落しています。

150821先進国株価指数週間騰落率

唯一上昇したのは、ニュージーランドのNZX50で、0.96%の上昇です。
下落1位は、ドイツフランクフルト市場のDAXで-7.83%という下落です。
2位は米国ナスダック市場の総合指数で-6.78%の下落、3位は香港のハンセン指数で-6.59%、4位はフランスのCAC40で-6.57%、5位はオランダのAEXで-6.55%という軒並み6%を超える下落幅です。

騰落1位同士の差は、8.79㌽でした。

●新興国&フロンティア国株価指数
・新興国&フロンティア諸国の株価指数の大半も続落しています。

150821新興国フロンティア国株価指数週間騰落率

上昇したのは、フロンティア国の3指数のみです。1位はヨルダンのアンマンゼネラル指数で2.04%の上昇、2位はバングラディシュのDSE Broad IDXで0.65%上昇、3位はスリランカのコロンボ全株指数で小幅ですが0.12%の続騰でした。

一方下落1位は、中国の上海総合指数で-11.54%の反落、2位はロシアのRTSIで-8.72%の下落、3位はアルゼンチンのメルバル指数で-8.36%の下落、4位はエジプトのヘルメス指数で-8.19%下落でした。

騰落1位同士の差は13.58㌽で先週よりも差が大きくなっています。

■主要国債利回り週間変化
・株価の大幅な下落により、リスク回避から日・米・英・独の長期国債利回りは低下(価格は上昇)しています。米・英の2年債利回りは2桁の低下(価格は上昇)です。

150821主要長期国債利回り週間変化

■主要商品先物価格及び商品指数
・商品価格は原油とガスの下落が大幅です。

150821主要商品先物価格および商品指数週間騰落率

8月第三週
・貴金属は続騰です。先週下げたプラチナは3.21%の上昇です。
・中国景気の減速から、非鉄金属は3週連続して下げています。
・原油はWTIが40ドルをキープ、北海ブレント。ドバイ原油も下げています。
・穀物は大豆が連続して下げています。
・商品指数CRB指数は-3.35%の低下、日経商品17種も下げています。

文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で、資産配分とボートフォリオの構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨

FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R) 
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

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