講義の前のわずかな時間や、休憩時間、移動の合間に、着信履歴を元に電話をかけて、
連絡をいただいたことへの感謝と内容を伺うようにしているのですが・・・
今朝の電話は、すこし不愉快でした。
相手は企業の営業で、着信履歴を元に電話していることも伝えたにもかかわらず、
担当者を探す間、ずっと保留。
こちらの経費で、どうどうと営業を始めるベテラン社員さん。
電話はかけた側にコストが発生することへの配慮もお詫びもありません。
堂々と、ご自分の仕事を終えて、検討くださいとさっさと受話器を下ろされました。
こんなマナーの会社の商品は、それがとても市場で高い評価を受けていたとしても、
決して買いたいという気持ちにはなりません。
ベテランだからこそ、コスト意識やお客様への配慮をしなければ、ますます、成績は上がらないことになるでしょう。
また、電話は、基本的にはかけた側から先に切るのが、マナーです。
自分の要件が終わったからといって、さっさと受けたほうが先に切るのは、もっともマナー違反ですね。
ビジネスの研修は、新入社員時代に学べばずっと通用するわけではありません。
今一度、自分のマナー、振返ってみませんか?
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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