例えば、電車、バス、エレベーターにエスカレーター。我先がちにと乗り込む人が増えてきているこの頃、マナーを教えられない自分自身にも、ちょっと腹立たしい思いがします。
今回、わたくしがあっけにとられたのは、ホテルのエレベーターでの乗車マナーでした。
私と同じホテルに宿泊していると思われる男性と二人、エレベーターに乗り合わせ、1Fフロント階に向かっていました。
男性は、わたしが女性であるからか、レディファーストの国際マナーにのっとり、わたしを先におろそうと、ドアの「開く」ボタンを押して、わたしに声をかけてくださいました。
男性:「お先にどうぞ」
私 :「ありがとうございます」
と、足を踏み出そうとした瞬間、若い女性が、勢いよく突進してきました。
私と、男性はびっくり!!
にも関わらず、女性はなにごともなかったように、奥に進んで、行き先階のボタンを押そうとしています。
私と男性は、急いで降りたのは、言うまでもありません。
どんなに急いでいたかもしれませんが、マナーは、相手を思いやる心を行動で表すことです。
乗ってきた人があれば、間違いなくほとんどの場合は、降りるのです。
少し観察をして、乗ってきた人がそのまま乗って上に上がるのか、降りるのか、観察をして、降りるそぶりを感じたのであれば、先におろす。
マナーにかなわない人は人格や品格が問われますから、注意しましょうね。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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