- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
03-5803-2500
対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて、先日IMF(国際通貨基金)が、最新の世界経済見通しを発表しました。
2014年の世界全体の経済見通しは、前回の1月の予測から0.1%下方修正し、“3.6%”としました。
また、日本については、1月より0.3%も下方修正し、1.4%の成長としています。
日本の下方修正の要因としては、昨年後半からの輸出の伸び悩みと共に、消費増税の影響を考えてのことだと思います。
その他、主要先進国、新興国は以下のようになっています。
今回 前回との差
米国 2.8% -
ユーロ圏 1.2% 0.1%
中国 7.5% -
インド 5.4% -
ブラジル 1.8% -0.5%
ロシア 1.3% -0.6%
若干ですが、上方修正されたのはユーロ圏だけで、しかも成長率は1.2%にとどまっています。
景気回復への期待が大きいアメリカと、景気減速への懸念がされている中国、インドは、横ばいの予測となっています。
そして、景気の悪化が問題視されているブラジルが0.5%、ウクライナ問題を抱えているロシアが0.6%と、それぞれ大きく下方修正されました。
また、来年、2015年の経済見通しについては、世界経済は0.1%下方修正の3.9%、日本については前回同様、“1.0%”で据え置かれています。
このようにみてくると、IMFとしては、各国が多くの不安要因を抱えていることから、大幅な経済成長は見込めないとみているようです。
とはいえ、日本としては、“アベノミクス”での復活を果たすためには、1%程度の成長で甘んじているわけにはいきません。政府には、法人減税などを含め、大胆な施策を行ってもらい、是非とも民間活力で景気をさらに引き上げていきたいと思います。
大事なのは、企業も個人も、自発的、能動的な取り組みと言えるでしょう。
さて、本日発行のメルマガでは、最近、投資において注目を浴びている「行動ファイナンス理論」について、解説しています。
ご興味がある方は、ご覧ください↓
http://www.mag2.com/m/0000121186.html
では、今週も平和な週末となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
「お金の基本」のコラム
「増加する金融詐欺」(2024/04/25 14:04)
「2023年の家計の金融資産」(2024/04/11 14:04)
「2023年の日本の経常収支」(2024/03/07 14:03)
「長期低迷する日本経済」(2023/12/21 15:12)
「日本の基礎的財政収支(PB)」(2023/10/19 12:10)
このコラムに類似したコラム
「世界の経済成長率3.5%」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2015/05/08 17:20)
金投資で五輪に便乗! 小川 和哉 - ファイナンシャルプランナー(2013/10/17 09:34)
<まだまだ間に合う!新NISA徹底活用セミナー> 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2024/03/01 11:04)
「2023年の世界経済予測」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2023/08/31 12:11)
「投資マネー動向その2 ~投資判断が引き上げられた日本株式~」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2023/08/24 15:12)