【住宅ローン】最優遇金利が出ない場合ローン解約できる? - 住宅ローン全般 - 専門家プロファイル

三島木 英雄
株式会社FPリサーチパートナーズ 代表取締役
神奈川県
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月27日更新

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【住宅ローン】最優遇金利が出ない場合ローン解約できる?

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住宅 住宅ローン

住宅取得の「融資利用の特約」の規定

昨今住宅を取得する方が増えています。

そんな中、良くある質問があります。

 

「変動金利の融資が0.775%でなく1.075%」になると

銀行から返答が来た。

 

住宅ローンのような大きな買い物になりますと多少の金利差で

支払額も大きく変わってしまいます。

 

そこで質問に来るのが「ローン特約の解除」というもので

白紙にできるでしょうか?というご質問

 

こればかりは不動産屋さんとの契約内容によります。

 

原則は・・・

不動産を売る側からしてみると

借りられるのであれば、借りて頂き買ってくださいが本音でしょう。

 

買う側からすれば「有利な条件なら買いたい」というのも本音。

 

融資利用の件については重要事項説明書、不動産売買契約書に記載されて

いますが、重要事項説明書を確認する必要があります。

 

そこには「申込銀行」「金利」「期間」などが記載されます。

それらの条件で借りられない場合、初めて「ローン特約による白紙解約」が

できます。

 

定価を表示するケースが多い

変動金利であれば、概ね2.475%です。

そこから金利優遇で1.7%などの恩恵を受け、0.775%程度で貸し出されます。

 

この金利優遇が厄介でして、正直審査をしないと正式回答は出ません。

事前審査と言いまして、事前に審査して頂く事も可能ですが

本審査(本申込)をすると少し覆ることもあります。

 

ですので、重要事項説明書上には2.475%と記載されることが多く

その場合、金利優遇が自分の予定と違っても解約は出来ないというのが

基本となります。

 

防止策として

防止するにはまず事前審査が必要です。

まずこれで目安を把握されるのが望ましいです。

自分がどの程度の条件で借入できるのか?の確認です。

 

その上でどうしても1.7%の優遇が受けられないと買わないという事で

あれば、あとは不動産会社様とのご相談になります。

不動産会社として1.6%の優遇で0.875%でも解約されてしまうリスクを

負いますから相当に嫌がるでしょう。(多分契約しないかもしれません)

 

まずは事前審査で、自分の優遇金利を調べておくのが一番の安心材料です。

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