プレゼンテーション 82 ~最後におさらいする~ - プレゼンテーションスキル - 専門家プロファイル

リリア株式会社 代表取締役
東京都
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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プレゼンテーション 82 ~最後におさらいする~

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プレゼンテーション

あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?

 

「なぜ、あの人の話が分かりずらいのか?」を紐解くことで、

相手に伝わる話し方に近づくには、何に気を付ければいいかが分かってきます。

話が分かりずらい要因を一つずつ例にあげて解決していきます。

 

Step1では、全体の地図とルートを説明しました。

Step2では、途中で振り返ることで、重要なポイントと現在地を確認しました。

 

今回は、話の現在地を確認するためのStepを3つに分けた内の、

「Step 3 最後におさらいする」をご紹介します。

 

◆  話の現在地を確認するためのStep  3 :最後におさらいする ◆

 

最後に一番記憶に残したい、一番伝えたいメッセージを伝えます。

そのためにのポイントは2つ。

 

  1. その時に使う第一声は「最後に」です。

 

「最後に」と言われると、相手の耳にアンテナが立ちます。

相手によって、色々なセルフトークが心の中で起こるでしょう。

「最後か~」「おつ、終わりか~」「これで最後なんだな」「解放される~」「長かった~」「一番言いたいのはなんだったんだろ~」など、セルフトークもさまざまです。

途中、興味を持たないで聞いていた方も、最後位は聞こうとされる方がいるものです。

 

プレゼンテーションを行う自分だけが突っ走ってきたのではなく、相手と共に歩いてきた全体の振り返りです。まずは、ゴールに到達したことを伝えます。

 

  1. 重要なポイントにラベル(キーワード)を付ける

 

通ってきた道に何があったのか、何が重要で何を伝えたかったのか、を伝えることでもう一度イメージしてもらいます。

脳の構造では、「興味深い!」、「インパクトがあった!」など、印象に残るラベルが付いたものは記憶に残りやすくなります。

しかし、聞き流したものにはラベルが付いていません。

ラベルの無いものは記憶の奥に沈み、思い出すことが難しくなります。

 

憶えてもらう、思い出せる状態を作るには、記憶にラベルを付ける工夫が必要です。

誰でも簡単に憶えられるシンプルなキーワードでラベルをつけることをお勧めします。

 

このステップを3つ踏むことにより、伝えるプレゼンテーションから、伝わるプレゼンテーションに変えてみませんか?

 

 

・最後におさらいすることで、相手にどんな影響が与えられると思いますか?

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 人の印象の専門家)
リリア株式会社 代表取締役

人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント

イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。

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