昨日は、人は自ら自分の仕事を、ＡＩに譲る

という視点で、ブログを書きました。

（お時間ある方はこちらをどうぞ

https://ameblo.jp/aichi-officewith/entry-12348380354.html　）

今日は、その上司や管理者について書きますね。

仕事は、組織という集団の中で遂行する人がほとんどです。

個人事業主で仲間とアライアンスを組んでいない人以外は、

ほとんどが、指示・命令を通した関係の中で、仕事をすることでしょう。

そんな組織の中では、

厳然と、「役割」が決まっています。

いわゆる、上司や管理者は、

部下という「人の行動だけ」を管理しても、利益は出せません。

部下や社員という人の

働く意欲や、気持ち、動機を察知して、

一人一人の「強み」を構成する「もの」を把握して、

それをいかに上手く使えるようにするか。

どうしたら才能が上手く使えるか。

どうしたら成功を再現させ続ける習慣にできるか。

なぜうまく行かなかったのか分析して、組み立て直す。

相談に乗りながら、

時には、客観的な意見を述べ、

失敗を繰り返すようなら、指摘し、

必要であれば、叱責する。

という仕事をこなすのが上司、管理者、経営者です。

どうせ・・・とやる気を見せない部下を放置するとか、

お客様をごまかす社員を見ても、叱れないとか。

ましてや、その場しのぎに嘘をいう社員を見逃すなどは、

もはや役割放棄したお手本は、必要ありません。

上司や管理者、経営者は部下の「お手本」です。

なぜなら、その組織での成功体だからです。

高く認めてもらった結果である管理者に求められる考え方や、行動そのものを、

生きたお手本である上司が、体現して、示すのだから、

だから、不祥事を起こす会社は、何度も不祥事を起こします。

だって、上司のお手本を見て、体で覚えるのだから。

一人ひとり、生まれるとき持たされる才能や性格が違うのは、

複雑な社会に貢献するためには、

それぞれ違う角度で、活躍できるようにしてくださるためだからです。

活躍することが、社会を構成する人としての責任でもあれば、

社会の発展のために生まれながらに与えられた

使命を果たすことができる幸福感や

満足感を得られるからです。

お客様にいとも簡単に嘘をつくような組織を作った過去のお手本を破棄して、

立て直すことは決して簡単ではありません。

それでも、そこに挑戦するだけの才能があるから、

そういう課題を抱えるのだから。

上司は、自分一人で頑張らなくてもいいんです。

部下の才能とやる気を喚起して。

人としての成長に、大いに尽くしましょう。

上司たるもの、管理者たるもの、経営者たるもの。

部下、社員という人を育てられないなら、

その役割を手放しましょう。

人を育てることに、目的も、価値の高さも、

理解していてこそ、そのポジションです。

人を育てるのは無理なんじゃないか・・・

そんな考えは、自分がやりたくないことを示すための理由付け以外なにものでもない、

逃げの口上です。

挑戦していきましょう！

難しいことを乗り越えた先に得られるものほど、

心地よいものはありません。

使命。命の使い方。

その命の使い方の一部である「仕事」と「役割」。

じっくり考えて、人生を豊かにする方向に、進んでいきましょうね。

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