大塚 嘉一
オオツカ ヨシカズスケジュール手帳
-
弁護士にとって、スケジュール管理は、生命線ともいうべき重要性があります。
私の場合、訴訟案件が30から40、訴訟外の案件等を含めると常時100件近くが頭の中を駆け巡っています。どの一つをとってもそれぞれの「重み」があります。同時進行する複数のドラマを見ているようです。
スケジュール管理については、これまでパソコン、電子手帳など、いろいろ試してみましたが、結局、手書きの手帳に勝るものはない、との結論に達しました。携帯に適していること、裁判所で次回期日を入れるのに即座に応じられることなどが、その理由です。デジタルばかりが良いわけではない、という格好の例でしょう。
そのスケジュール手帳ですが、最近、バーティカル式というのが流行っているようです。時間軸が縦になっている点がその特徴です。私も、平成17年から使っています。時間の流れを感覚的に把握できること、それと書き込む事項とを有機的に結び付けて記載できる点などが、便利です。
以上は、私個人のスケジュール管理についてですが、事務所内では、全弁護士のスケジュールを、パソコンで一覧できるようになっています。
バーティカル式の手書きのスケジュール手帳も、最近は、いくつかの種類が文房具店に並ぶようになり、選択に困ったり、楽しみだったりします。
まだまだ試行錯誤は続きそうです。
「弁護士業務」のコラム
「シン・クレーマー」とは何か?(2021/06/25 11:06)
不動産売買契約の決済(2017/09/13 13:09)
大塚弁護士が酒を飲む理由(2015/09/15 14:09)
伊勢丹浦和店とクレーマー(2014/01/16 15:01)
日弁連会長に喧嘩を売り損ねた男の話(2013/06/26 10:06)