対象:住宅資金・住宅ローン
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はじめまして。
自家の大掛かりなリフォームを実行するにあたり、以下の内容で住宅ローンの仮審査を通しています。
融資希望額4,000万円(2,000万円ずつ以下の2名)
借入者1 世帯主38歳 職業:地方公務員 年収575万円
借入者2 妻 38歳 職業:地方公務員 年収485万円
子ども 8歳
子ども 6歳
世間の方が思われているほど良い収入とは思えませんが、不況の折、金融機関も安定した職業に魅力を感じるのか、変動金利の優遇を良い数字で提示してくれています。
具体的には店頭金利2.675%から通期1.6%優遇で当面1.075%になります。同じ金融機関で固定金利は20年固定で2.85%、25年固定で2.95%、固定は共に優遇は有りません。ちなみにリフォームですのでフラット35は利用できません。
当初、私は安心を買うつもりで両名とも20年固定で借り入れる予定でしたが、金融機関の担当者の方に「最近、長期固定で借りられた人なんていませんよ。ましてや1,6%も優遇あるのにもったいないですよ」と言われ、?いわゆるミックスと同じ形で1名を20年固定(もしくは25年固定)、もう1名を変動にするのがいいのか、?或いは完全に変動一本にするのがいいのか、?それとも当初予定どおり固定一本にするのがいいのか、どうしたものか分からなくなってきました。他のQ&Aを見ていても金利や返済額が私に似た方を見つけることができませんでしたので、こちらで質問させていただきました。
ワチロー51さん ( 奈良県 / 男性 / 38歳 )
回答:3件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの件
ワチロー51さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『どうしたものかわからなくなってきました。』につきまして、住宅ローンを借りる場合、ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、早期完済を目指すことになりますので、ローン金利も低くて済む変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。
ただし、ローンの更新が頻繁に行われるため、返済の途中からローン金利が上がってしまい、毎月の返済額が増えてしまう可能性があります。
この場合とは逆に繰り上げ返済は3年に一回程度ということでしたら、早期完済という訳には行きませんので、多少ローン金利が高くなってしまっても長期固定金利にすることで、途中からローン金利の更新がありませんので、毎月の返済額が増えてしまう心配がありません。
また、住宅ローンを組んだ後から無理なく返済していくためにも、手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として、共働きということもありますので、30%ほどに収まるように住宅ローンを組むようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン 渡辺行雄
補足
ワチロー51さんへ
お返事いただきありがとうございました。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからも分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
ワチロー51さん
大変分かりやすく参考になる具体的な数字までいただき、有難うございました。
山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
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将来が見える安定した「固定金利型」が基本と!
ワチロー51様へ
はじめまして、銀行実務経験を基にアドバイスしておりますFP事務所アクトの山中と申します。
今回、ワチロー51様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。
(ご参考)
1.世の中は、デフレ経済で喜んでいるのはごく一部と思います。早くインフレ経済へ向かうためには、金利も当然として上昇するでしょう。
2.ましてや、住宅ローンは20年・25年と銀行等の長いお付き合いが継続します。しかし、殆どの方が大きな借金を早期に返したいと思うでしょう。
3.そこで、ワチロー51様と同様に住宅ローン金利も将来が見える安定した「固定金利型」が基本と考えます。
4.さらに、繰上げ返済その他理由で早期完済が可能であれば、ご夫婦の一方の額(2,000万円)を変動金利型にされてはいかがでしょうか。
以上
評価・お礼
ワチロー51さん
早々に回答いただき有難うございました。初質問でしたので嬉しかったです。
渡邊 英利
ファイナンシャルプランナー
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優遇のない固定金利は不利か?
ワチロー51様
はじめまして。
住まいの資金計画アドバイスを専門のひとつとしております、
ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。
住宅ローンの金利タイプに、変動金利を選ぶ方は急激に増えています。
それはここ10年ほど「金利が上がる」と言われながらも低金利が続き、
金利上昇に対して危機感が薄れている点、販売側も「当面の返しやすさ」
をアピールしやすいという都合があるからです。
結論から申し上げて「安心を買う」というご意向であれば、変動金利で
迷う余地はないかと思います。
ただ、確かに変動金利は優遇幅によっては適用金利が驚くほど低いため、
メリットが出やすいのも事実です。
メリットが出やすい方の例としては、次のようなケースが考えられます。
・返済期間を20年等、比較的短く設定できる
・積極的に繰上返済ができる
・上記2つを実行しても、家計負担に大きな影響がない
どちらを選んだほうが得か、というのは、完済して初めて判断可能です。
なぜなら今後金利がどのように推移するかは分からないからです。
変動金利の場合、一定の金利上昇シナリオを設定した上で、どのように
負担額が増えるのか、シミュレーションができますので、気になる場合は
ファイナンシャルプランナー等に相談して調べてもらうとよいでしょう。
変動金利を半分ミックスされるような場合は、ワチロー51様におかれ
ましては第一子が大学に進学されるまでの10年間で、無理なく計画的に
繰上返済を実行して残高を削減、金利上昇リスクを回避されるのが
ポイントかと思われます。
住宅ローンの選定、返済プラン作成に、簡易シミュレーションツール
をご用意しております。お気軽にご利用ください。
エクセルでカンタン!住宅ローンシミュレーション
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2010年、住宅ローン金利はどうなる?
評価・お礼
ワチロー51さん
具体的なポイントを明示いただき、とても参考になりました。有難うございました。
(現在のポイント:-pt)
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