対象:住宅資金・住宅ローン
妻(専業主婦)と子(2歳)の3人家族で、現在の年収は330万です。
約2700万(諸経費込)の新築建売住宅の購入を検討しています。
銀行事前審査の結果2200万まで融資可能で、予備費を除いて用意できる頭金は500万で、ぎりぎりローンは組めそうです。
しかし残額を35年ローンで組むと、返済月額が7万を超えてしまい、今の収入ですと返済を続けていけるか心配です。親の頭金援助はありません。
そこで、頭金を増やすために、今まで積み立ててきた保険の解約返戻金を使おうか検討しています。
保険内容は以下のとおりです。
<積立利率変動型終身保険>
死亡保険金 500万
保険料 14,655×12ヶ月×10年=1,759,800円(今年7月で払込は終わります)
現在の解約返戻金 約160万
<10年確定年金 年金額100万円>
平成8年契約 払込期間60歳(平成43年)
保険料 13,170円×12×12年=1、896、480円(4月現在)
現在の解約返戻金 約170万
これ以外に生命保険に加入していないので、近いうちに収入保障保険に加入する予定でいます。(医療保険は夫婦別々に加入しています)
両方とも、今解約すると損をしてしまいますし、貯蓄性の高い商品かと思いますので
このまま残した方が良いのか、頭金に回して少しでも払う利息を減らした方が良いのか悩んでいます。
また、ローンに関する本などを読むと、長期ローンにはフラット35のような長期固定金利を勧めていますが、今ローンを組む場合はどちらがよいのでしょうか?
(銀行では、固定期間終了後1.0%優遇がついたことで10年固定金利を勧められました。フラット35も扱っているが、利用する方は今少ないそうです。)
アドバイスをお願い致します。
ばりおさん ( 長野県 / 男性 / 32歳 )
回答:1件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入の件
ばりおさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
ぎりぎりでローンは組めそうとのことですから、取り敢えずこのまま住宅ローンを組んでいただくことをおすすめいたします。
生命保険の解約は後からでもできますので、返済をはじめてからしばらく家計管理をしっかりと行っていただき、そのうえで必要でしたら改めてご検討ください。
『長期ローンにはフラット35のような長期固定...よいのでしょうか?』につきまして、毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ならば、早期完済を目指しますので、わざわざ割高なローン金利で住宅ローンを組む必要はありません。
この場合、変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。
逆に繰り上げ返済は3年に一回程度の場合は、完済するまで返済額が上がらずに済むフラット35など長期固定金利の方が、毎月の返済額が変わらずに済む分、将来のマネープランが立てやすくなります、
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
(現在のポイント:-pt)
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