対象:家計・ライフプラン
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基本的な質問で恐縮ですが、老後資金というものはどのくらいを見込んでおけばよいのでしょうか。
現状を申し上げますと、夫婦二人暮し、夫37歳会社員、妻(私)33歳会社員の共働き、子供の予定は将来的にもなく、私は今後も長く働き続けるつもりです。
また、住居は今年の7月にマンションを購入予定で、20年ほどでの完済を予定しています。
住宅ローンを返済しながら、老後の資金も着実に貯蓄していきたく、夫の60歳定年時(現在夫の会社では65歳定年や再雇用制度は未整備です)にどのくらいの貯蓄が必要かの目安をご教授いただければと思います。
懸念している点は、夫婦ともに転職を2回経験しており、年齢の割りには厚生年金の加入期間が短め(夫:約13年、妻:約7年)で給与額も低めなため、年金受給額が低くなると思われること、中小企業勤務のため退職金も多額を見込めないことです。
以上、よろしくお願いいたします。
yuaさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
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早めにキャッシュフロー表を作成してみましょう
yuaさん、はじめまして。ご質問ありがとうございます。
CFPの古井佐代子です。
老後の必要資金を考えるにあたっては、ごくごくざっくり言うと、リタイアメントされてから亡くなるまでの期間と、年間の生活費で求めることになります。
よく使用される統計データとしては、夫婦2人で、必要最低限の生活をするのに月約24万円、ゆとりを持った生活費が月約38万円、奥様ひとりになってからはその70%程度、という数字が用いられます。
ただ、これはあくまでも統計データです。お住まいの地域や生活水準などで異なってまいりますので、実際の現在の生活費などが家計簿等で把握できているのであれば、それをもとに考えられた方がいいでしょう。
以上が老後の支出の話です。
一方、老後の定期的な収入の中心となるものは、老齢基礎年金・老齢厚生年金ということになるでしょう。
この2つの金額を比べて不足する分は、
・在職中に預貯金・保険商品・投資商品
・退職金
などで準備することになります。
yuaさんご夫婦の場合は、老後資金の準備と住宅資金(ローン返済)の時期がかなりダブることになりますので、早めにキャッシュフロー表を作成されることをお勧めします。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
老後の計画を立てましょう。
はじめまして。
?FPソリューションの辻畑と申します。
老後の生活心配ですね。
まずは、老後の生活を考えて見ましょう。どこで暮らしどんなことをしたいのか。1日24時間、その内の睡眠8時間、食事1日3食で3時間とっても1日13時間自由な時間があります。何もしないと暇で暇で仕方ないですね。
老後の目標が決まったら、生活するのに1ヶ月どのくらい必要なのか考えて見ましょう。そして生きたい年齢までの支出を計算しましょう。
その次に収入です。収入には年金、会社の退職金などがあります。
支出から収入を引いて不足分が貯めなくてはならないお金です。
ここで収入ですが、正確には出ません。よっておおよその額になってしまいますので、多めに貯めることを心がけましょう。
(年金の目安)
平均報酬月額(厚生年金に加入してやめるまでの一ヶ月の平均給料(額面)賞与を抜く)が35万円、厚生年金38年加入で65歳より年間197万円(現状)です。
評価・お礼
yuaさん
ご回答ありがとうございました。
また、お礼が遅くなり失礼いたしました。
老後の「お金」を心配する余り、「どのようにして過ごしたいのか」が疎かになっていたなと思います。
主人とも話しながら、すこしずつ具体的に考えていきたいと思います。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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イベント表とキャッシュフロー表のサンプル紹介
yua様、初めまして。ファイナンシャルプランナーの吉野充巨です。ご質問有難うございました。
老後資金については、個々人の生活により幅がありますので、私もライフイベント表(これからの生活に必要な行事と概算金額)とキャッシュフロー表の作成をお勧めします。
私のホームページに両表のサンプルを掲載していますのでご参照ください。
http://www.officemyfp.com/planningtool.htm
古井先生の回答に加え参考データをお知らせします。
まず定年後の生活期間です。
平成16年の生命表では、60歳時の平均余命は男性22.17年、女性27.7年です。従いましてご主人65歳からyasu様の平均余命までの期間は26年になります。
また、高齢者の収入と支出の統計データでは
H15年総務省統計局の調査は、高齢無職世帯の家計収支は、年金等の収入が租税公課を引いた可処分所得が203.455円、消費支出合計が253,409円で差額の49,954円が不足額になります。約1ヶ月5万円の不足です。
この数値を使用して、平均余命の期間を乗じますと
5万円×12ヶ月×(17年+9年)=1560万円が準備資産となりますので、
1600万円+α=2,000万円(現在価値の金額)が一つの目安と考えます。
なお、お勤めしている企業の定年延長等が未整備とのことですが、法改正による制度導入ですので、何れ65歳定年に準じた形態に移行されるものと考えます。
評価・お礼
yuaさん
ご回答ありがとうございました。
(お礼が遅くなりまして失礼いたしました)
HPのサンプルを参考に、ライフイベント表とキャッシュフロー表を作成したいと思います。
(現在のポイント:-pt)
「老後準備」に関するまとめ
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老後資金がいくら必要か皆さんご存知ですか?
結婚、出産、教育など年齢を重ねるとまとまったお金がかかるもの。でも、老後って聞くと結構先の話だし、ピンッとこないからまだ必要ないだろうと思いますよね。でも、実際には老後の生活費や家賃などをいれると、何千万といったお金が必要になるんです。自分は老後資金の必要額がどれくらいになるのか、どうやって備えたらいいのか、他にかかるお金はないの?など次々と疑問が頭に浮かぶはず。そんな疑問や悩みを専門家が解決します!
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