対象:お金と資産の運用
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現在27歳、既婚で子供が1人いる会社員です。
年収はおよそ400万ほどです。
今回の相談内容は結婚前に二人で「とりあえず何かあった場合に手元においてくおく」という名目で貯めていた100万円のたんす預金の運用についてです。
嫁と相談し、
今後このたんす預金は無いという想定で生活していくということになり、
そのままたんすにおいておくのは勿体無いので、
運用しようという話になりました。
運用のスタンスはノーリスク・ローリターンということになりました。
個人的には逆なスタンスなのですが。。
私の現在のつたない金融知識にて検討した結果、
上記スタンスであれば、
比較的金利が高い(メガバンクと比較して)ネットバンクの定期預金か、
もしくは国内債券かなと思っています。
上記検討結果へのアドバイスなどいただけますでしょうか。
よろしくお願いします。
いてすさん ( 埼玉県 / 男性 / 28歳 )
回答:7件
目標リターンアプローチという考え方があります。
いてす様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談内容、拝見しました。
運用スタンスはノーリスク・ローリターンとのことですが、これは、心理的なリスク許容度のみから導かれた結論なのではないでしょうか。
余裕資金の運用スタンスの決め方としては、目標リターンアプローチという考え方がおすすめです。この考え方では、まず、いつ何にいくら使いたいのかを決め、次に、それに向けた目標リターンを設定します。
例えば、たんす預金の100万円を元手に、38年後の65歳時に家のリフォーム資金として、1000万円を用意したいとするならば、年何%の複利運用が必要かというプロセスで目標リターンを設定します。
参考)この場合の目標リターンは年6.25%となります。
一方、何ら目標を設定せずに、年1%の複利運用を続けた場合は、38年経過しても、約146万円にとどまってしまいます。
※但し、上記の計算は、税金・手数料を考慮しておりません。
いてす様は、現在27歳とのことなので、長期分散投資によるリスクコントロールが可能です。必要に応じて、専門家のサポートを受けながら、ある程度のリスクを取った運用を検討しても良いでしょう。
回答専門家
- 森本 直人
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オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
基本的によいと思いますよ
いてす 様 バームスコーポレーションの杉山です。
無リスク資産の話ですね。いてす様の考え方で基本的にはOKです。無リスク資産に限定して話を進めるのであれば以下のとおりです。
短期的に考えるのであれば、信頼できる金融機関の定期預金に、長期的に考えるのであればインフレをヘッジしてくれる個人向け国債にというのが原則だと思います。
個人向け国債を考えるのであれば満期が10年であり、それ以前に、中途換金するとペナルティーがあるので、10年寝かせるつもりなら個人向け国債、それより短い期間なら定期預金という選択です。
ポートフォリオ全体の話は、質問が多いので、ウェブにまとめてみました。
よろしければ、「ポートフォリオの構築」をご覧ください。
回答専門家
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
もっと考えましょう。
はじめまして、いてすさん。
マネースミスの吉野です。
ご質問を拝見して、目を引いたのが
>運用のスタンスはノーリスク・ローリターンということになりました。<
という所です。
ノーリスクと言うのは、有り得ないと思っています。銀行に預けていても倒産リスクと言うものがあります。が、それより身近なリスクとして、インフレリスクと言うものがあります。
貨幣価値と言うのは、額面では1万円は1万円で変わりは無いのですが、実際の貨幣の価値は変わっています。
よく当時の値段は幾らで、現在の貨幣価値で言うと幾らになると言う例えを聞くことはありませんか?これが、価値が変わっていると言う事です。
>ネットバンクの定期預金か、もしくは国内債券かなと思っています。<
この中では、債券を除いたものは、このインフレに対応できない可能性があります。額面は減っていないが価値が下がっているので、実際はマイナスになっていると言う現象になります。
運用を考えられているのであれば、''国の方針も貯蓄から投資''ですので、''投資信託''をお考えになられてはどうでしょう。
資産配分のバランスを債券型の投資信託の配分を多くするように国内、海外の株式投信と債券型投信と分散投資すると比較的リスクも抑えられます。
しかし今回の資金は無いものとしてお考えですので、長期の投資も考えられますね。長期の投資ですと時間が味方になってくれると言うメリットもありますので積極運用をされても良いでしょう。
ファイナンシャルプランナー
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100万円の使途を考えてみましょう。
いてすさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
タンス預金を運用に回すというお考えには賛成です。
物価が上昇すると、タンス預金では価値が目減りしていくからです。
ノーリスク・ローリターンであれば、ネットバンクの定期預金か、もしくは国内債券
そのとおりですね。
定期預金であれば、今後の金利上昇を見据えるならば長くても1年定期
(当初1年のみですが、今1%を越すものがでてきています。)
国内債券と言うことであれば、個人向け国債10年ものがいいでしょう。
上記2つは単利の商品です。利息は受け取れますが、元本は増えません。
元本の増える複利の商品であればMMFですね。
ないものと思って生活すると言うことですが、
イザと言う時に使えるように置いておくというのであれば元本確保がいいでしょう。
また、マイホームや車の買い替えなど5年以内に必要になるかもしれない
という場合も同じです。
しかし10年以上使わないと言うのであればリスクを取った運用をオススメします。
100万円を15年間5%で運用できれば200万円になります。
お子さんの教育資金の準備は大丈夫ですか?18歳までに500万円を目安にしましょう。
また、30年間5%運用できれば432万円です。
これを機会にライフプランを作ってみるといいですね。
ないものと思って・・・と言いながらも使途は考えたほうがいいでしょう。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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1年定期か円のMMFをお勧めします
いてす様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
たんす預金は無いものとして、ノーリスク・ローリターンをお探しの由、リスク別に商品や資産配分をお伝えします。
ノーリスクの商品は
普通預金、定期預金、日本国債の3種類になります。その中で、比較的こう利回りは、ネットバンクの定期預金です。但し、期間の長いものは金利変動で市中金利が上がった場合、当初の金利のままですので、1年、長くても3年定期をお勧めします。
ローリスク・ローリターンの商品として。
円のMMF(マネー・マネジメント・ファンド)をお勧めします。これは株式などを含まず、債券の中でも短期金融商品で運用する投資信託です。従いまして、直近の金利動向によって利回りが変わります。
過去10年の間に1度だけ元本割れが発生したファンドがありました(マイカルの倒産の年)が、それ以降組み込む商品の範囲を見直ししたりして、元本割れは発生していません。
購入1ヶ月後からペナルティーなしでいつでも換金できます。実績利回りですので、各運用会社によって利回りが変化し、現在0.5%台〜0.3%台まで定時されています。MMFで検索すれば各社の比較が出来ます。
私はいてす様の記載に沿った商品として、金利変動が不透明な時期ですので、ネットバンクの定期預金か上記MMFをお勧めします。
一方、無いものとした運用ですので、長期的に放っておくならば、国内外の債券と株式の分散投資もご検討ください。日本債券、日本株式、外国債券、外国株式夫々のインデックス・ファンドを購入して長期間保有した場合、期待リターンは4.3%、リスクは8.7%(年度の変化は、マイナス4.4%からプラス13.0%の間に68%の確率で入ることを意味します。)になります。過去のデータでは、購入年が異っても7年以上保有した場合全て利益が得られています。
阿部 雅代
ファイナンシャルプランナー
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他の預貯金の有無によりますが。
いてすさん、初めまして。
ファイナンシャルプランナーの阿部雅代です。
いてすさんのご家庭で、毎月どの位の預貯金ができているのかがわかりませんし、今後のライフプランも不明ですので、単純にお答えはしにくいのですが、仮に他に預貯金があまりないとしたら、やはり、いつでも現金化できるお金は、100万円程度は必要です。
ですから、長期に縛る運用商品ではなく、いつでも現金化しやすい商品が良いと思います。
そんな観点で考えますと、円建てのMMFをお勧めします。
渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
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残念ながらノーリスク商品は存在しません。
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
表題にあるとおりノーリスクの金融商品は存在しません。
必ずリスクはついてまわります。
タンス預金ですら、紛失したり、盗難にあったりというリスクがあります。
リスクというものをよく考えて下さい。下記を一度ご覧下さい。
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/20991
ローリスク・ローリターンの商品なら、ネットバンクの定期預金なんて最適かもしれませんね。
でもリスクを考えて下さい。
収益性、安全性、流動性など様々考えると定期預金は安全性に優れているけど収益性や流動性にやや欠けますね。
個人向け国債なんてのもいいとは思いますが、これも同じです。
ではMMFなんていいのではないでしょうか?
MMFなら収益性は定期預金並みだし、安全性はやや欠けますが実際元本が割れる可能性はどの位なのか分からない位低いと思いますし、流動性もいいと思います。
正直申し上げてもっと真剣に考えるべきだと思います。
このような運用は資産運用とはやや遠いものではあります。
将来のご家族を考えればこの程度では何もできません。
じっくり考えて、なけなしの虎の子なら定期預金などで殖やそうなどと考えずにじっくりおいておくべきなのです。いつでもいざとなったら使えるようにしておくのです。
又、余裕資金なら、もっとリスクを取ってしっかり殖やすことを考えなくてはなりません。
中途半端な考えだとなんだかんだとなくなってしまいますよ。後悔先に立たずです。
(現在のポイント:-pt)
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