対象:年金・社会保険
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44歳の個人事業主で子供はいません。老後のために国民年金基金に入っていますが、将来支給される金額を増やそうと、現在、掛け金の増額を検討中です。国民年金基金以外の選択肢として、確定拠出年金、民間の終身年金などもあるようで、どれに投じたらよいか迷っています。やはり、まず国民年金基金が一番なのでしょうか? それとも私のように住宅ローン(57歳時に完済予定)がまだあるような場合、繰り上げ返済に回した方が得策なのでしょうか?
国民年金基金には今、月2万5000円弱をかけていますが、これを倍にする方向で検討しています。妻も現在、月2万5000円弱をかけています。
年金以外では私の場合、小規模企業共済を満額かけています。
ろうごさん ( 千葉県 / 男性 / 44歳 )
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60歳からの給付を考えて確定拠出年金をお勧めします
はじめまして、ろうご様。
社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーの牛尾理です。
国民年金基金、確定拠出年金は掛け金が、小規模企業共済と同じく所得控除になり、私的年金に比べてメリットが大きいです。
給付開始の年齢を比べてみますと、国民年金基金の給付は65歳からです。小規模企業共済の共済金Aを受けられるのは個人事業をやめたときです、が事業を続けられるときは、65歳以上で15年以上加入の場合に受けられる老齢給付である共済金Bになります。一方、確定拠出年金は原則60歳からの給付になりますので、60歳から65歳までの年金確保という観点から考えるとメリットがあると思われます。
国民年金基金はいわば国が保障しています。確定拠出年金はご自身で運用先を選ぶことになります。リスクもありますが、元本確保型商品だけで運用することもできますので、確定拠出年金をご検討されてはいかがでしょうか。
確定拠出年金の資料は銀行、証券会社で取り寄せられるとよいでしょう。証券会社の方が運用商品は多いようです。
住宅ローンの繰上返済については、現在返済中の金融機関へ繰上返済の見積もり依頼を行い、メリットがあるかどうかの確認をしてみてください。
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山中 伸枝
ファイナンシャルプランナー
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確実性をとるか、可能性をとるか
ろうごさま
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。
国民年金基金は、将来受け取れる年金額が予め約束されている制度です。(約束といっても、お国の都合で変更になる可能性がないわけではありませんが・・・)それに対し、確定拠出年金は、自分自身で創り出す年金です。確実性をとるか将来性をとるかの選択ともいえるでしょう。
もし今後将来のための備えとして毎月の積立額の増額を考えていらっしゃるのであれば、確定拠出年金と基金両方の制度を利用することも可能です。月掛けの上限が合計6万8千円であれば、併用は可能です。
尚有料相談になりますが、確定拠出年金運用のご相談もお受けしております。個別面談であれば、住宅ローンとの兼ね合いや、資産全体からのアドバイスをさせていただくことが可能です。ご検討下さいませ。
(現在のポイント:-pt)
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