対象:お金と資産の運用
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先日夫が交通事故で亡くなりました。やや特殊な仕事の為、高額な生命保険をかけていたので、8000万の保険金がおりるそうです。
5才の子供がいますが、遺族年金月15万と私のパート収入8万でやりくりは出来ると思うので(貯金はできないですが)
この夫が遺してくれた8000万を運用して少しでも余裕資金を増やしていきたいのですが、知識が乏しいため保険屋や銀行の薦められるままに
契約してしまいそうで、少々不安を感じます。
保険、貯蓄、税金など色々な面からアドバイス頂けると有難いです。
min未亡人さん ( 香川県 / 女性 / 41歳 )
回答:3件
今後について
おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
まずは今後の予定(ライフプラン)を検討しましょう。
それに対していくらぐらい必要でそのお金はどうするのかの検討です。
本来ならば、一度今後の家計の収支表(キャッシュフロー表)を作成し、現状分析ができると判断がしやすいです。
もし、運用しなくても問題ないのであればあえてリスクをとって運用する必要はありません。
ある一定の割合で運用しないと今後のやりたいことができないのであれば何か運用しないとなりません。
運用で気を付けなくてはならないことは、いろんなリスクがあるのでそのリスクを考え検討しなくてはならないことです。
インフレリスク:物価上昇による貨幣価値の下落リスク
為替リスク:外貨への投資のときに発生するリスク
価格変動リスク:株式、投資信託などで発生するリスク
など
具体的には、
インフレリスク
今のような低金利のときに長期で金利を固定する商品はインフレリスクが伴います。
例えば、定期預金、個人年金保険、終身保険、養老保険、学資保険など
為替リスク
外貨建年金保険、外貨預金、外貨建終身保険、外貨建養老保険など
価格変動リスク
株式、投資信託など
保険会社の人、銀行の人、証券会社の人などが営業にくると思いますが、上記のリスクをよく考え検討してください。また、同じような内容でも各社少しづつ違っていますので商品比較も重要になってきます。
ご自身の性格上、経済などについてあまり興味がなく利回りも銀行預金より少し良いぐらいで今後なんとか生活が成り立つのであれば、今は変動個人国債がおすすめです。期間は10年ですが、1年置ければ元本割れはありません。元本は国が保証しています。銀行、郵便局、証券会社で購入できます。詳細については下記のホームページをみてください。
変動個人国債
http://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/main/outline/hendou/
本来ならばもっと具体的にお話がしたいのですが、ここではなかなかお伝えするのが難しいためにまとまりのない文章になってしまいすみませでした。
お近くに信頼できる独立系のファイナンシャルプラナー(国際ライセンスCFP保持者)の方がいると営業の人がきたときにその都度その商品が適しているのかを判断してもらえるのでいいのですがね。
もし、お近くで信頼でいるファイナンシャルプラナーがいないようであれば、何か商品をすすめられた場合には、契約前にご相談ください。答えられる範囲でお答えいたします。
評価・お礼
min未亡人さん
2015/03/31 23:13丁寧なご回答をいただきまして有り難うございます。
まず最初に考えなくてはいけないこと、今後必要になる資金について
近々知り合いの保険屋さんに相談してみます。
その上で自分と子供に本当に必要な保険や金融商品を見極めるため、
また質問させていただきたいと思いますので、その時は宜しくお願いいたします。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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死亡保険金の運用について
min未亡人さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャルプランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『この夫が遺してくれた8000万円を運用して少しでも増やしていきたいのですが、知識が乏しいため保険屋や銀行の薦められるままに契約してしまいそうで、少々不安を感じます。』
につきまして、
min未亡人さんも書いているとおり、
まず、ご主人様が保険をかけていた保険会社の方がすぐにやってきて、
お子様のためにということで死亡保険への加入を勧めてくるものと思われます。
もちろん、死亡保険による保障もある程度は必要となりますが、
加入する保険商品を間違えると、
とても割高な保険に加入することになりますし、
最近では外貨建ての年金保険なども勧めていますが、
為替リスクは自分ではコントロールが難しく、
高い運用リスクを考慮した場合、
min未亡人さんがとることのできるリスクに見合う保険商品とはいえないかも知れません。
亡きご主人様がmin未亡人さんやお子様のために遺してくれた大切な保険金なのですから、
運用商品をすぐに決める必要はないと考えます。
まず、これからのライフイベントの時期と費用を整理して、
いつ頃にいくらくらいのイベント資金が必要になるのかに合わせて、
お金を小口に分けて定期預金などでまずは元本割れなどすることのないように、
手堅く運用するようにしてください。
そのうえで、お金が余るようでしたら、
株式投資などの資産運用の知識を少しずつ蓄えながら、
min未亡人さんがご自身で十分に納得できる金融商品で、
運用をはじめていけばよろしいと考えます。
時間はたっぷりあると思われますので、
じっくりと時間をかけて取り組んでいってください。
必要でしたらファイナンシャルプランナーなど、
専門家に直接、相談をしてもよろしいと考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼
min未亡人さん
2015/03/31 22:54早速の回答ありがとうございます。
『これからのライフイベントの時期と費用を整理して、
いつ頃にいくらくらいのイベント資金が必要になるのかに合わせて、
お金を小口に分けて定期預金などでまずは元本割れなどすることのないように、
手堅く運用するようにしてください。』
根本的なところで自分の考え方がずれていたことに気付かされました。
まずは今後必要になるであろう資金について、知り合いの保険屋さんが相談にのってくれるそうなので
もう少し方向性をはっきりさせてからまた質問させていただきます。
とりとめのない文章にも関わらず、丁寧にお答えくださいまして
ありがとうございました。
渡辺 行雄
2015/04/01 09:28min未亡人さんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
小川 正之
ファイナンシャルアドバイザー
5
自分に合ったお金の置き方について。
min未亡人様
この度はご愁傷様でございました。謹んでお悔やみ申し上げます。
申し遅れましたが、私はマネーアドバイザーズトウキョウ株式会社の小川正之と申します。
ご相談の件ですが、
ご主人様が遺してくださった大切なご資産ですので、時間をかけてじっくりとお考えになられたほうが良いと思います。
金融商品を保有するということは、短期的な利益の追求を目的にするという考え方もありますが、人生の様々なリスクを低減させる目的で保有するという考え方もあります。
ご相続財産や、現在の収支状況から考えても、利益の追求ではなく、min未亡人様の人生設計における、有効なお金の置き方を考えてみてはいかがでしょうか。
具体的には、教育資金や老後資金の今後の人生における必要金額を試算した上で、その目的に合わせたお金の置き方を決めていくのが良いと思います。
金融機関の担当者に勧められるがまま…とならないように、目的 (教育資金・住宅資金・老後資金など)を明確にし、事前に知識・情報をお持ちいただいた上でご相談に行っていただければと思います。
また、金融機関の提案を即決せず一度持ち帰り、改めてご相談をいただくのも一つの方法だと思います。
前置きが長くなりましたが、下記参考にしていただければ幸いです。
●インフレ
最も気を付けなければならないのが、国策でもあるインフレ(物価の上昇、お金の価値の目減り)です。
教育資金や老後資金も将来のインフレを考慮して考える必要があります。
対策としては、各金融機関で取り扱っている金融商品(外貨や株式や投資信託など)の活用が考えられます。
目的を明確にし、コストを抑え、分散投資をして、必要な金額だけ保有されるのが良いと思います。
●保険
保険については、運用として考えた場合は、流動性が乏しくなる(使いたい時に出金できない)ものが多く、インフレにも弱いものが多いです。
また、コスト面からも合理的とは言い難いです。
保障面では、未亡人様の万が一の時のことを考えた場合、お子様への相続対策としては一定の効果があります。
しかし、運用と保障は別にして考えた方が良いと思います。
●株式、投資信託
税金が源泉徴収されて、確定申告を不要にすることもできます。
制度としては、NISA(少額投資非課税制度)を利用することで、年間100万円までの投資に対する利益等を非課税にすることもできます。
お子様名義で非課税の投資ができるジュニアNISAも新設される予定です。
また、目的がご自身の老後資金設計であれば、確定拠出年金という制度も検討する価値があると思います。
現状お聞きした内容だけでは、具体的な商品までアドバイスは出来ませんが…コストを抑え、十分に分散された金融商品を保有されることをお勧めします。
金融機関の担当者から分配金の高い商品を勧められたら注意してください。分配金が高ければ良いというものではありませんし、極めて投機的な商品も多いです。
●個人向け国債
使い道の決まっている資金を置くには有効な手段です。
低金利が続いておりますので、現在はあまり面白くはない商品ですが、今後金利が上昇してきた場合、受け取る金利も増加します(変動金利で期間10年の個人向け国債)。
半年毎に利金を受け取り(金利は変動)、1年後からは中途換金が可能(一部でも全額でも)になります。中途換金時には直近受け取った利子2回分が引かれるだけです。
半年毎の利金も含め、税金は源泉徴収されますので、確定申告は不要です。
目先使う予定のあるお金や、必要になった時に使いたいお金、教育資金の一部などは、個人向け国債のような流動性(換金性)の高いご資産に。
老後資金など、必要にはなるがまだ時間があるものは、投資信託などの変動のある金融商品を使って分散投資を。
十分な将来の資金計画をたて、それでも余裕のあるお金は、リスクを取って短期の投資でも良いですし、min未亡人様のお考えに合ったご運用を。
このような順番でお考えになられてはいかがでしょうか?
回答になっていないかもしれませんが、お役立ていただければ幸いです。
何卒よろしくお願い致します。
弊社は、金融商品の販売は一切行なわず、アドバイスのみ提供しております。
また、弊社の社員は金融機関での勤務経験が豊富なアドバイザーばかりです。
今後の人生における必要額の試算から、目的を明確にしたお金の配分、置き方等をアドバイスさせていただきます。
ライフプランの作成等々、ご相談等がございましたら、お気軽にご相談ください。
マネーアドバイザーズトウキョウ株式会社
小川 正之
評価・お礼
min未亡人さん
2015/03/31 23:30とりとめのない質問にもかかわらず、丁寧にお答えくださいまして
ありがとうございます。
金融商品に関してデメリットの部分をきちんと説明していただいて、とても参考になります。
今はまだ混乱の最中にあり、適切な判断をする自信がないため、
もう少し落ち着いてから子供と自分の今後必要になる資金を考えて、
その上でまた改めて質問させて頂きたいと思います。
お忙しい中時間をさいて回答くださいましてありがとうございました。
小川 正之
2015/04/01 09:38min未亡人様
この度は、コメントと評価をいただき、誠にありがとうございます。
落ち着きましたら、運用方法を決める前にまずはお子様も含めたmin未亡人様の将来のライフプランを考えてみてください。
ライフプランを確り立て、夢や目標や目的を明確にすることで、その為にはご資産をどのように管理・運用するべきか、min未亡人様にとって意味のあるお金の置き方を選択することができます。
またご質問等がございましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
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