はじめまして。
私は22歳で、1年前から引きこもりです。
1年前までは、アルバイトをしながら一人暮らしをしていました。
今は母と、母の恋人の家でお世話になっています。
外に出るのが辛いです。
看板にあるお店の名前や、商品や、駅や学校などを見ると、いじめられていた頃を思い出して胸が苦しくなります。
家にいても、テレビに映った人の名前や駅名を聞くと苦しいので、ほとんど見ません。
人と話すのも難しく、レジなどでお会計をするときは心臓が破裂しそうなほど緊張します。電話が鳴ると、切れるまでじっとしています。
中学生の頃にいじめられ、殴られたこと。
母が家を出て両親が離婚したあと、父に毎日怒鳴られていたこと。
父に家を追い出され、母と暮らすことになったこと。
独身になった母の派手な恋愛。
今まで見ないふり、気づかないふりをしてきたことが一気に頭の中に入ってきて、涙が止まらなくなります。
6年間働いたアルバイトも、昇給をきっかけにいじめられ、自分は何をしても評価されない、認められないんだと思いました。
それでも、私をいじめた人達は立派に進学し、就職し、結婚していく。
それが悔しくて仕方ないです。復讐という言葉が頭をよぎりますが、そんなことをしてもなんの意味もないことも分かっています。
いつも自分が悪いのだと反省して、「悩みがなさそうだね」と言われるくらい明るく元気に、口調や言葉に気をつけて、何事も嫌がらず、謙虚に、中卒でも恥ずかしくないよう勉強をして、仕事に真面目に、遅刻も欠勤もせず、頼まれごとは断らずに頑張ってきました。
そうする事で、いじめられていた頃の自分はいなくなり、両親にも認められ、誰かに必要とされる人間になれると思っていました。
今はただ、このまま、外に出ることも人と話すこともできずに、母とその恋人の世話になり続けるなら、いっそ早くいなくなりたいと思います。
なにもできないなら、せめて邪魔になりたくない、負担をかけたくないです。
でも死ぬ勇気もなく、結局甘えているのだと自覚して、また苦しくなります。
いじめも家庭環境も全部言い訳にしているのではないかと思う反面、でもなにかを恨まないとやっていけない自分がいます。
私はどうしたらいいのでしょうか。
私にもまだなにかできることはありますか?
ぐるまゆさん ( 大阪府 / 女性 / 22歳 )
回答:2件
藤本 厚二
ファイナンシャルプランナー
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あなたにしかできないことがいっぱいあります。
大変貴重な多くの経験をされましたね。あなたはいつも前向きです。メールが使えて、このようにご自分の気持ちを表現できるということは、ほとんど普通の人と変わりありません。
あまりにも辛い経験だったため、少し躊躇しているものと思います。今までの辛い経験はあなたしかできない貴重な経験です。ご自分の心の中にしまい込むのでなく、もっと多くの人に伝えましょう。伝える手段はたくさんあります。一番大きなあなたの武器は、メールです。多分インターネットも自由に使えるものと思います。ツイッターやFacebook等々いろいろな手段が考えられます。そこでご自分の本音を外に出しましょう。そうすることから次第に人に会うことができてきます。また、今までの経験をもとに、他の同じような経験をして苦しんでいる人の相談にも乗れるよう頑張ってください。直接他人と接することへの不安が遠のいて行ったら、次はボランティアを始めてみてください。ボランティア活動にはいろいろあります。
災害ボランティア、地域ボランティア、お年寄りの施設ボランティア、防犯ボランティア等お住まいの市役所やボランティアセンターなどのホームページで探すことができます。ご自分にあったボランティア活動を探してみてください。もちろん無料のものがほとんどです。そのためお世話になっているお母さんにも相談し、もうしばらく元の自分に戻るまで生活費を我慢してもらいましょう。あなたの熱心な態度がわかれば、多分許してもらえると思います。
あなたが元気になることがお母さんの一番の喜びでもあります。
今まで随分頑張ってきたのですから、これからはもっとご自分を大切にしてください。今、辛くてしょうがないのであれば、多くの人に助けを求めてみてください。あなたの明るい笑顔を見れる日を楽しみにしております。
評価・お礼
ぐるまゆさん
2012/09/28 17:47回答ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
ボランティアの経験はありませんが、私でもお役に立てることがあるのかもしれないと思うと少し興味がわきました。今はまだ誰かの相談に乗ってあげられるような自分ではありませんが、私が今までしてきた経験が貴重なものであると思えるように、これから頑張っていきたいと思います。
国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
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今までの人生の中で前向きにつかんだことを振り返ってみましょう
こんにちは。カウンセリングセンター聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医師法における診断・治療行為は致しません)。
ぐるまゆさん,今までいろんなことがありましたね。お父さんのこと,お母さんのこと,アルバイト先でのこと,思い出すと苦しくなる,いやになる,恨めしくなる,そんなお気持ちお察しします。それでも,今まで,無理してでも明るく振る舞ってきた。まずは,よくここまで頑張ってきたと,言ってあげたいと思います。
ひとつ大事なことをお話ししましょう。ぐるまゆさんは,いろいろ苦しい過去を過ごしてきた。でも,ぐるまゆさんは,そんな目に遭うような悪いことは何ひとつしていないのです。これがどういう意味かわかりますか? 悪いことをしてそういう目に遭うのなら,これは仕方がない。原因と結果だから。でも,ぐるまゆさんはそうではない。たまたま,22年間もそういう環境にいる羽目になったと言うことです。
100メートル障害というのが陸上競技にあります。ただ100メートル走るのではなくて,途中にハードルがいくつもある。それを思い描いてみて下さい。走っていると,ハードルがそこにある。走っている人が,何か悪いことをした訳でも,良いことをした訳でもなく,不幸だからでもなく,幸福だからでもなく,ただただそこに,事実としてハードルがあるんです。
ぐるまゆさんの場合は,お父さんとの関係で起きたことも,両親の離婚も,お母さんとの同居の中での出来事も,アルバイト先での苦しかったことも,目の前にハードルとして出現しただけのことです。ぐるまゆさんの中に問題がある訳ではない。出現したハードルだから,とにかく飛び越えないといけない。ぐるまゆさんも笑顔で明るく過ごしたのですよね。それは,がんばってハードルをとんできたと言うことです。
誰もほめてくれないかもしれない。でも,ぐるまゆさんが頑張ってきたことは事実です。今気がついて欲しいことは,ハードルが不幸だったということではなく,自分のまいた種でもないのに,その状況でよく頑張ったということです。だから,私はほめてあげたいと思います。
【字数の関係で,補足に移ります】
補足
ハードルと書きましたが,これは実際には「人生の課題」と呼べるものです。生まれてから22年間,ぐるまゆさんには,課題が出されていた。それを一生懸命考えてきた訳です。課題だから,答えが必要になる。つまり,ぐるまゆさんにとって,どんな「前向きな気づき」があったか,それが答えです。
今までの苦しい中で,ぐるまゆさんが前向きな何をつかみ取ったか,それに気づけばこの課題が終わる訳です。「心の中は苦しくても明るく振る舞うことを覚えた」のかもしれません。「親離れをして,ひとりで自立することを覚えた」のかもしれません。これは,ぐるまゆさんにしかわからないことなのです。振り返ってよく考えてみて下さい。
そして,気づきによって,新しい人生のページがめくられます。気づいたことをいかして,次のご自分の人生を歩んでいって下さい。苦しいことは不幸の原因ではありません。苦しさは気づきをもたらし,人生を前に進めることなのです。気づけば苦しさが消えていきます。もし,「気づいたけれど苦しさは変わらない」ときには,なにか別のことに気づく必要があると言うことです。
ぐるまゆさんは,22年間頑張ってきた。それに,この状況はぐるまゆさんのせいで出現したのではない。そして,これまでのことは,苦しかったけれど,決して不幸なことではなく,人生の課題だった。そこでつかんだものがある。
さあ,ぐるまゆさんのこの先には何があるでしょうか? 何ができるでしょうか? それを前向きに考えていきましょう。いつでも応援しています。困ったときには相談にのります。素敵な未来を祈っています。
聴心館WEBサイト http://www.choushinkan.com
評価・お礼
ぐるまゆさん
2012/09/28 18:05回答ありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
ハードルのお話を読んで、とても納得しました。私は心の中で、やっぱり自分が悪いのか・何故こんな目にあうのかと、辛いことの原因や犯人を突き止めようとしていた事に気付きました。誰が悪いのでもなく、不幸でもなく、ただ課題を出されていたのだと考えると、少し心が軽くなりました。
そこで私が掴んだもの、気づいたことを考えてみました。
自立することや働くことの楽しさ、明るく振舞うこと、辛くても続けて結果を出したときの達成感。自分が辛いばかりで、楽しいことを忘れていたような気がします。
まだ人と話そうとすると舌がもつれたり、小声になってしまいますが、短期間のアルバイトや、友人のアルバイト先の1日だけのお手伝いをしてみようと思います。
たった1日でこんなに自分の気持ちが変わるとは思いませんでした。
本当にありがとうございます。
国府谷先生のお話を忘れず、これからまた自分の人生の課題をクリアしていけるよう頑張りたいと思います。
お話を聞いて下さりありがとうございました。
国府谷 明彦
2012/09/29 17:52ぐるまゆさん,メッセージありがとうございます。
ご自身のつらさ・苦しさについては,たくさん気づきがあったようですね。「まだ人と話そうとすると舌がもつれたり、小声になってしまいます」ということで,次の課題は,「人とどう向き合うか」ということなのかもしれませんね。
失敗が不安と言うことがあるかもしれません。実は,失敗というのは「ここに工夫が必要」とか「ここに気づきがあるよ」という合図なんです。失敗すると恥ずかしかったり,怒られたり,悔しかったりしますが,それは「一時的な感情」です。
実はそれがカモフラージュになっていて,「失敗したくない」と思わせて,その先に行かないように仕向けている。でも,大切なことや気づきは「失敗の向こう」にあるのです。一時的な感情をちょっと我慢して,その先に行ってみましょう。大事なこと,素敵なことを得られます。実はもう,ぐるまゆさんはそういう体験をたくさんしているはずです。
頑張ってやっていきましょう。困ったときは,いつでも相談して下さい。応援しています。
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