対象:住宅検査・測量
現在、仲介不動産を介して、中古戸建(土地+建物)の購入を検討しております。
築年月は、1997年です。
該当の物件には、検査済証が無く、理由については確認中ですが、現状、不明です。
なお、建築確認証はあるとのことです。
また、該当物件は、登記簿(土地)、登記簿(建物)で確認すると、1997年に
住宅金融公庫から融資を受けており、土地、建物ともに抵当権が設定されています。
なお、登記簿より、該当物件の土地は、売主が1997年より以前に取得していた
もので、1997年に、その土地上に、建物の建て替えを行っております。
(質問1)
住宅金融公庫の融資を受けるためには、検査済証の交付が必須であると解釈して
いるのですが、間違いないでしょうか。
(質問2)
1997年当時においても、同融資を受けるためには、検査済証の交付が必須で
あったのでしょうか。
以上、宜しくお願いいたします。
midorigaさん ( 大阪府 / 男性 / 33歳 )
回答:3件
建築確認済証で大丈夫です。
質問1についてお答えを致します。
多分、住宅金支援機構さんのフラット35の事だと思いますが、
必要書類は、HPに記載されています。
ですので、建築確認済証で建築確認日が確認できれば大丈夫です。
http://www.flat35.com/files/100040226.pdf
(その他必要な図面書類はご確認ください。)
ただし、中古住宅の適合証明書を受領する必要があります。
手続き手順はこちらをご参照ください。
http://www.kakunin-s.com/dl/tekigo/tekigo_gaido.pdf
適合証明を受けるためには、適合証明技術者に審査を受けることになります。
適合証明技術者はこちらをご参照ください。
http://www.kyj.jp/ntj/NTJ0100.htm
(私も以前、適合証明の審査をしたことがありますが、HP等をご確認になり
信頼のおけそうな方に依頼するのが良いと思います)
ちなみに・・・住宅ローンアドバイザーという資格があり、
http://www.hlpa.or.jp/Seminar/index.aspx
そういった方もご活用されると良いのかなと思います。
ご参考なれなば幸いです。
For The Customer ~全ては顧客のために~
いえひと http://いえひと.com/
失敗しない・後悔しない・本当の家づくりのために
つくり手の会 http://www.tukurite.jp/
補足
すいません。適合証明技術者の件ですが、HP等をご確認になり
「地元の」信頼のおけそうな方に依頼するのが良いと思います。
補足です。
評価・お礼
midorigaさん
2010/10/30 20:37ご回答ありがとうございます。
非常に参考になりました。
回答専門家
- 浜田 肇一
- (福井県 / 工務店)
- 濱田建設株式会社 代表取締役専務
パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを
福井県・滋賀県近郊で、パッシブデザインのZEH住宅を手がける設計工務店です。時を経てライフスタイルが変化しても、各空間の用途を自在に変えられるのが大きな強み。自然エネルギーも最大限に活用し、低コストでエコな暮らしをサポートします。
公庫融資に検査済証は必須ではありません。
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
現在の住宅支援機構のフラット35および旧:住宅金融公庫の公庫融資を
受けるために検査済証は必須ではありません。
したがて、検査済証がなくても、融資を受けている物件は実質的に多数あります。
今回、住宅支援機構のフラット35を使用するのであれば、
その物件でフラット35の適合証明書を取得できる必要があります。
フラット35の適合証明書がとれるかどうかについては、
検査済証があるかどうかとは別の話です。
まずは、フラット35の適合証明書を発行している検査機関にお願いをして、
証明書がとれるのかどうかを確認してみるのが良いと思います。
机上の審査であれば、通常は、無料でやってくるのが一般的です。
実際に、フラット35の適合証明書を発行する場合、
今回の建築年数であれば、費用として3万円~5万円が一般的だと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
midorigaさん
2010/11/01 22:36ご回答ありがとうございます。
やはり、そうなんですね。参考になりました。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
西川 けんじ
建築家
3
検査済証について。
1997年頃の状況としましては、
今のように銀行ローンが主流ではなく住宅金融公庫を利用される方がほとんどでした。
その公庫の融資も中間検査にさえ合格すれば融資がなされていた状況で、
後の完了検査を受けなくても融資上は何ら問題ありませんでした。
ですから完了検査を受けていない建物も多数あり、
現在、検査済証の無い中古物件が多数存在する状況となっています。
勿論、当時から建築基準法第7条には完了検査に関する旨の事が
しっかりと記載されていますので、検査済証の無い建物は建築基準法違反の建物となります。
ただ上記の内容が当時では一般的であったと言う事です・・・
検査済証が不明だと言う事ですが所轄の市役所等の建築審査課なりに問い合せると、
建築確認済証の確認番号で検査済証があるかどうかは直ぐに判ります。
検査済証の再発行は無かったと思いますが、
この建物には検査済証がありますと言う証明書は発行してくれたと思います。
一度、お問い合わせされる事をお勧めします。
公庫の必要書類には建築確認日が確認できる書類とありますので、
建築確認済証で大丈夫だと思います。
(上記の内容の融資時での失態?があったからだと思うのですが・・・)
ただ、このあと中古物件を購入できた場合に中古物件ゆえに、
後々に増改築の必要性は出てくると思うのですが、
その時に今度はローンではなく増築申請等に検査済証があるのと無いのでは
申請若しくは設計での確認作業の手間が変わってきますのでお気を付けてください。
一時期は検査済証がないと増改築も出来ない様な状況になっていたのですが、
現在では少し緩和されていますので、中古物件の現状プランから今後どのような
変化があってどのような増改築等がなされるか検討されても良いかと思います。
その時は専門家に頼むのがベストだと思いますが費用云々の問題もあると思いますので、
市役所にお問い合わせたら良いかと思います。
少し質問から逸れてしまったかも知れませんがご参考までに。
評価・お礼
midorigaさん
2010/10/30 20:42ご回答ありがとうございます。
本日、確認した結果では、やはり検査済証は無く、工事完了検査を受けていないようです。
ご回答頂いた内容をもとに、十分、検討したいと考えております。
(現在のポイント:4pt)
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