子供の歯並び

こんにちは。むつみデンタルクリニックの倉田です。

小学３年生という時期、反対咬合の治療としては決して遅すぎるということはありません。もちろんもう少し早く治療できたらよかったのですが、そこまで悲観的になることはありません。

ただ、成長期の矯正治療というのは期間も長くなりがちですし、費用も経過によって変わっていきます。
できることならば矯正専門医で治療期間・治療費の総額・今後起こりうる変化（治療方針の変更など）の説明を受けるといいでしょう。

また、矯正治療の終了の程度（とりあえず前歯だけ治したいなど）によって治療費や治療期間が異なります。
前歯の噛み合わせだけ改善させて、顎の成長を待ちながら経過を観察するといった方法も程度によってはありますので、相談されてみるといいでしょう。


矯正治療について:http://www.geocities.jp/mutsumidental/kyousei.html

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック:http://www.geocities.jp/mutsumidental/

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群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子と申します。

まず状況の確認ですが、健診の時に歯科医に全部が永久歯に代わってから
受診するようにと言われていとのことですが、
おそらく矯正に関してあまり知識のない方が当たってしまわれたようで
残念です。

ただ歯の土台である歯槽堤の拡大は今からでも間に合うと思いますので
あまり気を落とさないでくださいね！

側方の歯群（犬歯から小臼歯）は８～9歳で出てきますので、その時期が
側方への歯槽堤の拡大には一番適してますので
小学校3年というのは時期的にも適しています。

また反対咬合の治療にムーシールドを使うのはいいと思いますし、
床矯正装置の値段自体も妥当ですし、治療の内容も悪くないと思います。

しかし矯正治療はお金がかかります。
もちろん患者様の経済状況も治療内容を決める上での重要な因子ですから、
それをお聞きした上で治療に入らねばなりません。

まずは反対咬合の治療だけを行いたいこと、
また定期的にどうなるかを見ていただくことができるかなどを
かかりつけの先生にお聞きしてみてください。
その内容あるいは金額にあった治療法を考えてくれると思います。


歯科ラブアンドティースはフクロ歯科医院の分院です。
http://www.owl.gr.jp/
歯科ラブアンドティース
http://www.loveandteeth.com/

うりぼー様
はじめまして。本郷壱岐坂矯正歯科の大原です。

現在、ご相談されている所は矯正専門医院でしょうか。反対咬合は不正咬合の中で最も慎重に対応すべき症状ですので、矯正専門医院でのご相談をお勧めいたします。

大きく分類しますと、反対咬合は、上あごの前歯の生え方が原因で、下あごを無理矢理前へずらして咬んでしまう機能性反対咬合と、下あご自体が前へずれている骨格性反対咬合があります。小学校3年生であれば、矯正医が診れば、ある程度の予測がつきます。機能性であるか、まだはっきりと判断がつかない場合は、前歯の反対咬合に対して早期治療をすべきです。ムーシールドは取り外しのできる装置ですので、本人が使わなければ効果がありません。多くの矯正医は固定式の装置を用い、持続的な力を与える事でコントロールするはずです。その方が確実に改善できます。

上顎が小さいと指摘を受けてますが、それは前歯の部分に限局しているのか、奥歯まで狭くなっているのかで処置は変わってきます。前歯に限局していれば、移動量にもよりますが、反対咬合の改善のみで、後は経過観察で良いと思いますが・・・奥歯まで狭いとなると、床矯正も効果的かもしれませんが、骨格性の可能性が高い状況ではないかと思います。明らかに骨格性であると判断した場合は、可能性として外科手術を併用した治療も視野に入れなければなりません。その場合は、全ての処置が保険適応となりますので、逆に早期治療は避けるべきではないかと思います。

実際に拝見出来ないので、正直回答は難しいです。あくまで可能性でのお話をさせていただきましたが、長期成長観察も含めて、しつこいようですが矯正専門医院でのご相談をお勧めいたします。矯正は高い！と、料金の問題も気になされているようですが、矯正治療は期間のかかる治療です。当院も当然システム化させておりますが、分割払い等の対応も当たり前になってきておりますので、そのあたりもしっかり話し合ってはいかがでしょう。

本郷壱岐坂矯正歯科 大原輝久

http://www.ikizaka.jp

はじめまして長崎の堀内と申します。さて、お子様の歯並びについてですが、わかる範囲でお答えしますね。反対咬合ということなどお話の感じからすると少し骨格的なずれもかんじられますが、治療する時期としては、骨格性の要因が強いようであれば、早いほうがいいようです。骨格性の要因が少ないようであれば、時期としては適切な時期です。ムーシールドは反対咬合のお子さんではよく使用する装置ではあります。床矯正については、ちょっと長い感じもありますが、それぞれの先生のお考えもありますのでなんとも言えませんね。
ただし、骨格性の要因が強いか否かについてはやはり矯正の専門医でしか判断がつかない部分もあります。あせって治療依頼されるよりも何件か相談されて（なるだけ矯正専門）ご納得のいかれる先生のところで金額的な面まで含めてよくされてから治療を開始されてはいかがでしょうか。
もし、骨格性の要因が強くなければ、大人になってからの矯正治療でも可能だったりします。そうなれば、お子様が必要と思われた時点からの治療でもいいでしょうし、骨格性の要因があっても場合によっては積極的に治療を受けられないということもあるでしょう。そういった場合でも矯正の専門医によって「どんなことが歯並びを悪くしている要因であり、日常生活で気をつけておくこと」などアドバイスを受けておくことは大きな価値があるものと思われますよ。

うりぼーさんこんにちは。清村矯正歯科の清村と申します。ご質問にお答えします。

反対咬合（受け口）とは、下の前歯が上の前歯よりも前に出て咬んでいる状態のことをいいます。今の反対咬合だけを治してほしいということであれば治療は簡単ですので担当医に相談してみてもいいかもしれません。
ただし、これから成長するお子さんの場合、下のアゴは身長の伸びとともに、上のアゴよりも大きく成長していきます。したがって、今治しておかなければ今後さらに状態が悪くなりますし、しっかりと治療を行わないと一度治しても、思春期の頃に受け口に戻る可能性があることはよくご理解下さい。
戻るか戻らないかは、その方の骨格的や機能的な問題の程度によります。ご家族やご親戚の中に同様な咬み合せの方がいらっしゃる場合は、遺伝的に受け口になる要素が強いと判断することが出来ます。

ご質問の内容とは少し外れてしまいますが、相談された歯科医院での治療方針について2点ほど気になる点がありますので指摘します。
(1)ムーシールドはうりぼーさのお子さんよりもう少し下の年齢ですと、効果的な装置なのですが、前歯が4本永久歯に生えかわっていて、デコボコがある状態なら当医院では使用しません。
(2)金具５カ所（１カ所６万円）という説明ですが、もし将来５カ所では足りなのであと何箇所かつける場合は追加料金が発生してしまうのでしょうか？このシステムですとかなり高額な治療費になる可能性があるように思うのですが・・・
医院によって料金体系は違うと思いますが、矯正専門医院ではこのようなシステムのところは少ないように思います。料金のことを気にされていた様子でしたので、治療終了までに総額でいくらぐらいかかるのか確認したほうがいいかもしれません。

(1)(2)のことから推測すると、こちらの歯科医院さんは矯正歯科専門医ではないようです。他の先生からのご指摘にもありますように、お子さんの反対咬合は成長との関連がありますので治療が難しかったり、長期間になることもあります（すべてではありませんが）。できれば矯正治療の知識や経験のある先生にご相談してから治療を開始することをお勧めします。


清村矯正歯科

院長 清村 多
http://www.2-koo.com/