対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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保険会社は絶対の負けないギャンブルをしかけている
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- 5.0
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斉藤さいとう 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャル・プランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。
今後の少子化や財源不足や国保の納付率低下を考えると、自己負担の比率アップは必至で、私が高齢者となる30年後や40年後には、自己負担が5割以上になってもおかしくないと思ってます。
⇒同感です。
しかし医療保険に払う総支払保険料を計算してみましょう。
37歳から60歳まで払う保険料を医療保険で一番契約数が多いアメリカン・ファミリーのEVER(入院日額1万円)で見てみましょう。
月々6,570円で60歳までで総支払保険料1,813,320円
一般病床の平均入院日数が約20日ですので、1,813,320÷入院日額10,000÷20日≒9
この計算で出てきました数字の9が入院回数になります。
つまり払った保険料を取り戻すのに、一生涯(EVERは終身保険ですから・・・)に9回以上の入院をしなければ元が取れないのです。
こうい計算をしていくと、医療保険が馬鹿らしいというのが分かっていただけると思います。
たしかに健康保険の自己負担額もアップしていくでしょう。
また平均入院日数が約20日ですが、入院が長くなる病気もたしかにあります。
ただ保険会社は、大数の法則に基づいて絶対に損をしない数理計算そした上で、保険料を算出しています。
ファイナンシャル・プランナーが医療保険よりも貯蓄の方が有利であると言っているのはあながち間違っていないというのが分かっていただけるでしょうか?
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
以上よろしくお願いいたします。
評価・お礼
斉藤さいとう さん
回答ありがとうございました。
率直な回答で参考なりました。
改めて考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
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この回答の相談
医療保険の加入を検討してます。
専門家の方々の回答やコラムを読んでると、公的保険や高額療養制度があるので、必要以上に保険加入を考える必要はない、という意見が主流です。
私も同じ… [続きを読む]
斉藤さいとうさん (東京都/37歳/男性)
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