対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資方針の策定とリバランスのお勧め
らむりん 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピー の吉野充巨です
投資信託の見直しをお勧めします。
ご承知とは思いますが、様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いまして、まずは期待リターンとリスクの許容度及び投資期間に基づき投資方針(アセットアロケーションなど)をお決めになり、それに基づく資産配分(リバランス)をお勧めします。
また、ご存知のとおり、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
資産配分も、ポートフォリオ理論も、個別リスク(株式であれば個別株など)を除いた、充分に分散された指数(例えばTOPIXなど)を前提としたものですから、対象とする市場を購入すると同義のインデックスファンドへの乗り換えは、選択肢としておすすめします。
また、コストを安くという観点からは、信託報酬が安い上場投信(ETF)でのポートフォリオつくりをお勧めします。
買換えの時期は、ご判断にお任せしますが、長期投資で市場に留まる際には、同じタイミングでの売却・買付をお勧めします。何時が底値なのか、反転の時期は何時なのかは、不明です。従いまして、市場の状況が同じタイミングでの交換が価格レベルとして相応しいと考えています。
補足
なお、資産配分の参考資料として
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
そして、下記に信託報酬が低いインデックス・ファンド、日本のETFと海外のETFを掲載しています。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/etf-1.html
また、日本株式型ETFの分析と09年予測を掲載しています。
http://www.officemyfp.com/etf-6.html
なお、毎月分配型の投信は、税の繰り延べ効果が得られず、また、毎月決算を行うコストが発生するため、長期の資産形成には不向きな商品です。
そして、アクティブファンドの多くは、インデックスを上回るものが少ないのが現状です。
毎月投資に関する勉強会を開催しています。
宜しければご参加下さい。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
投資信託を、すこしづつ買っていますが、この状況で今後どうすればいいか、悩んでいます。
毎月 定額で購入しているもののあれば、
100万単位で購入したものもあります。
毎月分配型も投資信託は、 いっ… [続きを読む]
らむりんさん (千葉県/39歳/女性)
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