対象:住宅検査・測量
中舎 重之
建築家
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軟弱地盤での対策
地盤調査のデータでは、支持地盤が浅い為にいかなる杭でも採用は不可です。2.5m迄の地盤改良か、深い基礎を造られる事をお勧めします。建築屋の言う「べた基礎」工法もNGです。そもそも軟弱地盤では地震時に、地盤の揺れと建物の揺れとが共振作用を起こし建物に生じる加速度が増幅されると言われています。建築基準法では、軟弱地盤にある建物には基準の1.5倍の耐力壁を設ける事を規定しています。此の規定を知らないままに「べた基礎」を闇雲に採用して、安全を売り物にしている昨今に深く憂慮しています。
以上です。 2014.5.14 中舎重之
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この回答の相談
群馬県に土地を購入しましたが地盤調査の結果5点のうち2点について1.75mの地点で換算N値が3.8と3.4という結果杭うちで100万かかるみたいです。建築屋は砂利を前面に40センチひいてべた基礎に5箇所の鉄筋をいれることにより平気ということですが、金額的に杭はきついのでどっちがいいですか?
けいゆりさん (群馬県/29歳/男性)
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